初めての一人暮らし!成功させるためのポイントをご紹介
一人暮らしを考え始めた際に楽しみな半面、どのようにすれば失敗しないのかと不安な方も多いのではないでしょうか。
本記事では、お金に関するポイントをはじめ、安心や安全、入居後の暮らしを成功させるためのポイントについてご紹介してまいります。
目次
一人暮らしを成功させる「お金」に関するポイント
一人暮らしをする上で最初に気になるのがお金に関することではないでしょうか。
初期費用はいくらなのか、固定費用はいくらかかるのか、ここではお金に関する成功ポイントについてご紹介していきます。
家賃の目安
毎月かかる家賃の目安は、収入の20~30%程度が無理なく支払える範囲と言われています。
手取り15万円であれば5万円程度、手取り20万円であれば6~7万円程度ですが、もちろん人それぞれライフスタイルによって異なります。
生活費を抑えることができるのであれば、その分家賃を上げることも可能です。
住みたいエリアの家賃相場を知る
住みたいエリアによって、同じ間取りでも数万円程、家賃相場は変わりますので、まずは自分が住みたいエリアの家賃相場を調べておくようにしましょう。
都心や都心へのアクセスがしやすいエリア、人気のエリアは家賃相場が高くなりますが、そういったエリアから離れるほど家賃相場は下がっていきます。
住みたいエリアでは少し予算を超えてしまうといった場合には、築年数や最寄り駅までの距離など、妥協できる条件を省いていくことで、少しずつ安く抑えられるようになります。
事前に必要な設備、条件や優先度などを決めておくことが、予算内のお部屋を見つける可能性を高めるポイントです。
賃貸マンションの家賃相場は、ウェブサイトなどから調べることが可能です。
京都市の家賃相場を調べる
初期費用はどれくらい必要なのか
お部屋を借りるときには家賃だけを払えばいいという訳ではありません。
以下のようなものを初期費用として、不動産会社へ支払う必要があります。
- 敷金
- 家賃の1~2ヶ月分程度、敷金ゼロもあります。
- 礼金
- 家賃の1~2ヶ月分程度、礼金ゼロもあります。
- 家賃関連(前家賃など)
- 翌月分の前家賃は1ヶ月分、ゼロのときもあります。
日割り家賃は管理費や共益費も含んで支払います。 - 仲介手数料
- 家賃の1ヶ月分程度、不動産会社へ支払います。
- 火災保険や鍵交換費用
- 火災保険料で2万円程度、鍵交換費用は1~2万円程度です。
全て合計した初期費用は家賃の半年分程度と言われていますので、5万円の家賃のお部屋を借りる場合は30万円程度用意しておくのがポイントです。
初めての一人暮らしとなると、その他にも家具や家電に20万円前後、引越し費用で6万円前後のお金も必要になりますので、計画的に貯蓄をしていきましょう。
一人暮らしを始めるときに最低限揃えておきたい家具、家電や生活用品についてはこちらでまとめていますのでご参考ください。
初めて一人暮らしする方必見!準備しておくべきことと必要な物リスト
敷金は戻ってくる可能性がある
敷金について簡単に言うと、契約中にオーナーが入居者から預かるお金で、家賃の不払いや未払いに対する担保や、入居中の不注意や故意的に発生した部屋の修理などに充てるお金です。
トラブルが発生した際に充てるお金ということなので、何もなければ退去時に敷金として支払ったお金が戻ってきます。
入居後はお部屋の設備や壁、床を傷つけたりしないように注意しておくようにしましょう。
また、契約前に敷金・礼金以外に必要な費用が無いか確認しておくことも大事なポイントです。
貯金や自炊を習慣付けておくことがポイント
初期費用や月々の支払い以外にも、一人暮らしは何かとお金が必要になります。
交際費や通院費など、もしものときにお金が無いといったことにならないように、貯金を習慣付けておくのは大切です。
外食ばかりだと、食費だけでも数万円かかることもあります。
自炊をできるようにしておくことで節約にもなり、また家事全般ができるようになっていることで安心して一人暮らしを始められます。
一人暮らしを考え始めたら、こういったことも少しずつ覚えていきましょう。
一人暮らしを成功させる「お部屋」に関するポイント
お金の次に気になるのがお部屋のことではないでしょうか。
こちらでは、お部屋に関する成功ポイントをご紹介していきます。
一人暮らしにおすすめな間取り
初めての一人暮らし、家賃と収入のバランスなども考えると1Kやワンルームがおすすめです。
また、ゆったりと過ごしたい方や収入に余裕のある方は1DKや1LDK以上もおすすめです。
それぞれの違いを簡単にまとめると以下の通りです。
- ワンルーム
- キッチンと部屋が分かれていない間取り
- 1K
- キッチンと部屋がドアで仕切られている間取り
- 1DK
- ダイニングキッチン(DK)が独立してあり、広さが4.5畳以上~8畳未満の間取り
- 1LDK
- リビングダイニングキッチン(LDK)が部屋と別であり、広さが8畳以上の間取り
ぜひ、お部屋選びの参考にしてみてください。
広さ(平米)の目安
間取りだけではなく、広さについても調べておくことがポイントです。
一人暮らしの場合、広さの目安としては25平米(㎡)くらいが目安と言われています。
1Kで25平米だと、キッチンと別に部屋があり、部屋の広さは6~8畳程度になることが多いです。
荷物が多くなければ十分、ベッドやデスク、小さめのテーブルは置くことができるでしょう。
家具や家電などのインテリア
一人暮らしでも特に楽しみなのが家具や家電といったインテリア関連ではないでしょうか。
インテリアのポイントとしては、部屋の雰囲気をまとめるために色味を統一することが大切です。
また、将来引っ越すこと、買い替えることも考えて中途半端なサイズの物は買わずに、必要なサイズで必要なものだけ買うようにしましょう。
一人暮らしを成功させる「安心・安全」に関するポイント
3つ目の成功ポイントは安心・安全に関することです。
防犯対策
まずはセキュリティ面から、2階以上やオートロックといった物件を探すことをおすすめします。
その他にも、物件周辺の街灯や人通りも事前にチェックしておくようにしましょう。
防犯面はあまり気にしないという方は、1階のお部屋やオートロック設備が付いていないお部屋を選ぶことで費用を抑えることも可能です。
冷暖房対策
日当たりが良いと冷房が、角部屋などであれば暖房が重宝されます。
遮光カーテンを活用したり、窓の隙間をシールでふさいだりと、ランニングコストがかからない対策を事前に確認しておくのもポイントです。
周辺環境
通る道の街灯の有無や治安、施設の充実度など、周辺環境を確認しておくことも重要なポイントです。
通勤や通学が便利だと、毎日が快適になります。
会社の最寄り駅までの路線や本数、終電時間や代用となる別路線やバスなどの交通手段など、一人暮らしを成功させるためにも必ず調べておくようにしましょう。
害虫・カビ対策
害虫、カビ対策は引っ越し当日からしておくことをおすすめします。
玄関やベランダといった、ドアや窓の周りには防虫剤や殺虫剤を置いておき、浴室にはカビ予防を行いましょう。
シャワーの後には冷水をかけるといった、日頃のひと手間もカビ予防に繋がります。
虫が出てきにくくなり、カビを防止することで退去時に敷金も戻ってきやすくなります。
まとめ
はじめての一人暮らしを検討している方の参考になるように、「お金」「お部屋」「安心・安全」の3つに分けて、成功させるポイントをご紹介してまいりました。
まずはお金とお部屋の重要なポイントをおさえて、お部屋探しなどの準備をしていき、お部屋が決定する前には安心・安全についても再度、目を通しておくと良いでしょう。