一人暮らしまでに準備することと必要なものリストを紹介
一人暮らしを考え始めたときに、必要な家具や家電、生活用品を知っておきたいと思う方や、準備しておくべきことが何か把握しておきたいという方が多いかと思います。
本記事では、準備しておくべきことや必要な物をリスト形式でご紹介してまいります。
目次
一人暮らしの準備における必須項目
一人暮らしの準備をする際に、最も重要な項目は「計画的な準備」です。
一人暮らしの準備を計画的に進めることで、安心して新しい生活をスタートできます。
生活必需品の準備や予算確保、部屋の条件設定など、一つずつ確実にクリアしていくことが大切です。
それぞれ詳しく解説します。
生活必需品を揃える
一人暮らしを始める際に、まずは生活必需品を揃えることが最も重要です。なぜなら、生活に必要な基本的なものが揃っていないと、快適な生活を送ることができないからです。
具体的には、以下のようなアイテムが必要です。
- 家具
- 家電
- キッチン用品
- 日用品
これらを揃えることで、基本的な生活がスムーズに始められます。どれも役立つものばかりで、一番初めに購入することをお勧めします。
ただし、無理に高価なものを揃える必要はなく、自分の予算に合ったものを選ぶことが大切です。長く使うものは、品質にもこだわると良いでしょう。
予算を確保する
一人暮らしの準備において予算を確保することは非常に重要です。
一人暮らしは住居費や生活必需品、食費、水道光熱費など多くの費用がかかるため、予算を明確に立てることで計画的な生活が可能になります。
予算をしっかり押さえないと、後から意外な出費に驚くことになるため注意しましょう。
部屋の条件を決める
部屋の条件を決めることは、一人暮らし準備の中でも非常に重要です。
なぜなら、自分にとって最適な環境を選ぶことが快適な生活を始めるための第一歩だからです。
例えば、立地条件や家賃、間取りなどは必ず考慮しましょう。
まず、立地条件について。仕事や学校への通勤・通学時間は重要な要素です。また、近くにスーパーやコンビニがあるかどうかも確認しておくと便利です。
さらに、防犯の観点からも周辺の治安はチェックしておきましょう。
このように、部屋の条件をしっかりと考えた上で物件を選ぶことが、一人暮らしを快適に始めるために非常に重要です。
物件を契約する
自分にぴったりの物件が見つかったら契約をします。
賃貸契約を結ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 契約書の確認
- 初期費用
- 更新料
こうしたポイントを押さえておけば、初めての一人暮らしも安心してスタートできます。しっかりと準備をして、自分にぴったりな物件を見つけてください。
各種届出の手続きを行う
一人暮らしを始めるには、各種届出の手続きを行うことが重要です。なぜなら、適切な手続きを行うことで、新しい生活をスムーズにスタートさせることができるからです。
住民票の移動や転出届の提出、転入届の提出など忘れずに行いましょう。
ライフラインを開通させる
快適な生活を送るためには、電気・ガス・水道などのライフラインを整える必要があります。
もし手配が遅れると、電気やガスが使えず困ってしまう可能性があります。
ライフラインの準備は、引っ越しの直前ではなく、少し余裕を持って計画的に進めましょう。これにより、安心して新しい生活を始めることができます。
一人暮らしの準備で最低限揃えておきたいもの
まずは、一人暮らしを始めるときに最低限揃えておきたい家具、家電や生活用品についてご紹介していきます。
家具・家電
大きいものは事前に設置場所の寸法を測っておき、購入後に収まらないといったことがないようにしておきましょう。
- 寝具
- 敷布団、枕、掛け布団
ベッドを設置する際は事前に寸法を確認するようにします。
夏用や冬用は季節ごとに追加しても良いでしょう。 - カーテン
- 厚手とレースの2種類
サイズは事前に調べておきましょう。 - 冷蔵庫
- 200L未満(自炊が多い方はそれ以上あると便利です)
一般的に一人暮らしであれば、2ドアのものが多いです。 - 洗濯機
- 乾燥機能付きがおすすめ
数日分をまとめて洗濯する場合は、大き目のものを選んでも良いでしょう。 - エアコン
- 台数は部屋数に応じて
物件によっては設備として付いていることもあります。 - 電子レンジ
- オーブン機能付きがおすすめ
引っ越してすぐに自炊は難しいこともありますので、あると便利です。 - 炊飯器
- 1回で多めに炊きたい場合は5合サイズがおすすめ
自炊はしなくてもお米だけあれば、お惣菜を買うだけで済みます。 - 照明
- 部屋のサイズや設置箇所に応じて
物件によっては照明が付いていることもあります。
生活用品
揃えておきたい日用品なども多く存在します。
引っ越し当日に近所のスーパーやドラッグストアでも揃えることができますので、引っ越し前に周辺施設についてはチェックしておきましょう。
- 炊事用品
- 鍋、フライパン、包丁、まな板など
自炊をしなくても簡単な調理をする機会はありますので、用意しておきましょう。
やかんは大きいので、電子ケトルがおすすめです。 - 食器
- 茶碗、汁椀、平皿、お箸、スプーン、フォーク、コップなど
後で揃えていきたいという方は、100円ショップやホームセンターで紙類を購入するのもおすすめです。 - 食器洗い用品
- スポンジ、洗剤、水切りネットなど
- 洗濯用洗剤
- 洗剤、柔軟剤
- ティッシュ類
- ティッシュ、トイレットペーパー、ウエットティッシュなど
- 歯磨きセット
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- ソープ類
- シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔など
- タオル類
- タオル(複数枚)、バスタオル(複数枚)、バスマットなど
- 洗濯関連
- 洗濯物かご、ハンガー、洗濯ばさみ、物干し竿など
物干し竿は伸縮タイプが多く、その伸縮幅の間に合うように、サイズは確認しておきましょう。 - 風呂掃除関連
- 風呂用洗剤、スポンジなど
- シャワーカーテン
※ユニットバスの場合 - ユニットバスの場合は必需品です。
サイズを事前に測っておきましょう。 - ゴミ袋
- 引っ越し作業はゴミが多く出ます。
自治体によって指定の袋がありますので注意です。 - 雑巾、布巾
- テーブルの上を拭く用に布巾
引っ越し作業後や日々の掃除用に雑巾
代用品としてウエットティッシュがあります。 - 文具、工具
- 文具:ボールペン、油性ペン、はさみ、カッター、テープ類
工具:ドライバー、六角レンチ、電動ドライバー
引っ越し後の手続や、家具組み立てなどの作業時に必要になることが多いため揃えておきましょう。
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一人暮らしの準備で必需品以外であると嬉しいもの
引っ越し直後から必要なものについてご紹介してきましたが、より快適なスタートを迎えるためにあると嬉しいものや、暮らし始めてから徐々に買い足していくもの、男女別に揃えておきたいものについてご紹介していきます。
あると嬉しい・便利なもの
必要最低限のものにプラスアルファで足していくことで、新生活の始まりがより一層快適に送ることができます。
- テーブル・チェア
- リビングやダイニングがあるお部屋だと、テーブルとローテーブルに分けてみるのも良いでしょう。
通常は2人用サイズで、4人用サイズに伸縮するタイプもおすすめです。 - ベッド
- ベッド下に収納スペースがあるベッドフレームにすることで、収納問題が解消されることもあり、おすすめです。
- テレビ
- パソコンやスマートフォンで十分という方も多いかと思います。
必要に応じて、お部屋の大きさに合ったテレビを選びましょう。 - 掃除機
- 一人暮らしならコードレスタイプもおすすめです。
また、カーペットを敷かない場合はフローリングワイパーでも代用可能です。 - 電子ケトル
- 鍋ややかんで沸かすのが手間という方にはおすすめです。
- アイロン
- ワイシャツなどのしわを伸ばして清潔感を保てます。
アイロン台も併せて用意しておきましょう。 - ゴミ箱
- 分別できるタイプがおすすめです。
- 壁掛け時計
- 大きすぎたり、家具や家電が大きいと設置場所が決まりづらくなるため、事前に設置箇所は決めておきましょう。
- 殺虫剤類
- 夏場の引っ越しであれば必需品です。
スプレータイプや設置タイプ、両方揃えておくと安心です。 - 防災グッズ
- 避難用品・備蓄用品
ホームセンターなどでセット売りしていることもあります。
暮らし始めてから徐々に足していくもの
暮らしていくうちに必要なものがわかってくるかと思います。
はじめに無理して全てを揃える必要はありませんので、以下の表を参考に後々揃えても良いものを把握しておきましょう。
- ソファ
- 必要最低限の家具や家電を設置してスペースに余裕があったり、住んでみて必要と感じたときに購入しましょう。
- 各種収納棚
- 衣類収納棚、本棚、食器棚、テレビ台など
各種収納棚は、どれくらい収納する必要があるかを確認してから購入するようにしましょう。
使わない棚が増えてしまうと、お部屋が狭く感じる要因になってしまいますので注意が必要です。 - カーペット
- お部屋の大きさに合わせて購入しましょう。
1.5~2畳用で十分なことが多いです。 - 鏡(姿見)
- 賃貸によっては玄関周りに設置されていることもあります。
必要に応じて購入しましょう。 - オーブントースター
- 自炊を始めて、必要な場合に購入しましょう。
- 扇風機
- エアコンを設置していると不要と感じることも多いです。
また、設置すると少し狭く感じることもありますので、必要に応じて購入しましょう。 - 予備の食器、タッパー
- 複数人で食事をするときや、料理を作り置きする際に揃えていくことで、余分なものが増え辛くなります。
男女別の揃えておきたいもの
最後に、男女別に揃えておきたいものについても触れておきましょう。
男性向けに揃えておきたいものとしては、シンプルにシェーバーやシューケア用品といった身だしなみに関するものになります。
特に会社員の方は揃えておきたいものです。
次に女性向けに揃えておきたいものですが、下着などの洗濯の際に使用する洗濯ネットや、生理用品といった生活用品になります。
また、女性の場合は防犯用に窓用フィルムやドアスコープカバー、補助錠などを揃えておくと安心した生活が送れるでしょう。
一人暮らしで準備しておくべきことの詳細
一人暮らしを始める際に、準備しておくべきことについてご紹介していきます。
予算の確保
一人暮らしを始める際には、いろいろお金がかかりますので、どれくらいかかるのか事前に調べて用意しておきましょう。
以下のような費用が必要になります。
賃貸契約費用
敷金、礼金、仲介手数料、前家賃や火災保険料、鍵交換費用などが初期費用として発生することがあります。
引っ越し費用
引っ越し業者の費用または、自分で引っ越しする場合はレンタカー代とガソリン代が発生します。
友人などに手伝ってもらう場合はお礼も用意しておく方が良いでしょう。
予備として1ヶ月分の生活費
思わぬ形でお金が必要になることもありますので、生活費の1ヶ月分程度は予備として用意しておきましょう。
物件を決める
物件を決める流れとしては以下のようになります。
- 物件探し
- 不動産会社へ行き、内見や物件紹介
- 申し込みから入居審査
物件選びのポイントについては以下の記事でも解説していますので、ご参考にしてみてください。
失敗したくない方必見!賃貸物件の選び方と失敗しないポイントとは?
各種契約・手続き
転居先で以下のように、ライフラインの手続が必要になりますので、事前に調べておくようにしましょう。
- 電気
- ガス
- 通信・ネットワーク
- 水道
必要な物を揃える
初めての一人暮らしの場合は、家具・家電や生活用品を一から揃える必要があります。
本記事の前半を参考に、揃えるものをリストアップして、予算も用意しておきましょう。
荷造り・引っ越し
引っ越し業者を予約して、荷造りを行っていきます。
初めての一人暮らしであれば、大型の家具や家電を購入して転居先に送るなど、荷物は少なめになる傾向にありますので、軽トラックをレンタルして引っ越しを安価にするのも良いでしょう。
引っ越し後に必要な各種手続き
前述したライフラインの契約・手続きの他にも、以下のような役所関連などの手続も発生しますので、各自治体のウェブサイトなどから確認しておきましょう。
- 転出届(転居届)の届出
- 国民健康保険の加入手続き
- 国民年金、運転免許証などの住所変更
- 水道の使用開始申し込み
- 郵便局の住所変更及び転送サービス
まとめ
初めての一人暮らしの参考になるように、揃えておきたいものと準備しておくべきことについてご紹介してまいりました。
揃えておきたいものは必需品、あると便利なもの、徐々に揃えていくものに分けてご紹介しましたので、ご自身の送りたい生活イメージと照らし合わせてリストアップしていくと良いでしょう。