いまもなお港町の風情が残る伏見区
伏見区は京都市の南部に位置する町です。港町の風情を残した趣きある景観が特徴の町でもあります。港町というと海沿いの町の漁港を想像しがちですが、伏見区は港町と言っても河川港であり、かつては河川水運の中継地としての役割を果たしていました。「河の港の名残ある町」、そう聞くだけでどこか懐かしいような風情を感じることができるのではないでしょうか。水運は明治時代まで運行していました。残念ながら汽車や列車が普及すると水運としての需要は徐々に減っていき、現在は名残を残すのみになっています。
伏見区は日本最古の歌集にも詠まれています。そのことからも歴史ある町だと感じることができるでしょう。また、伏見区では城跡地が整備されて公園になっており、多くの市民に親しまれる憩いのスポットとなっています。元々伏見区が港町として発展したのは戦国時代にかつての天下人が水陸の流通を整備したのがきっかけになっています。幕府のお膝元であった伏見区では自然と人が集まるようになり、城下町として発展しました。現在ではかつて栄えたお城は廃城となっていますが、内堀などは跡地の公園に残されており、これもまた歴史を感じさせる風情ある町並みのひとつになっています。
さらに、伏見区の町並みとしてもうひとつ有名なものがお酒です。かつて、伏見区は美しい地下水が豊富に汲み上げられることで有名でした。このキレイな地下水を利用してお酒を作るようになり、またそのお酒が美味であるという噂が広まったことから、銘酒、美酒の名地として名を馳せるようになりました。まちに並ぶ酒蔵や酒造所は、伏見区の特徴的な町並みのひとつといえるでしょう。お酒の特徴はまろやかで飲みやすいものが多く、現在でも多くの人に親しまれています。
歴史を感じられる情緒豊かな場所で賃貸を探すなら伏見区がおすすめ
伏見区は京都11区の中でも特に文化遺産が多い歴史ある街です。神社仏閣が多く存在しており、日本で最も有名といっても過言ではない稲荷神社もあります。徒歩圏内で、いつでも気軽に歴史的観光地を訪れることも難しくはないため、神社仏閣に興味のある方に非常におすすめです。
また、景観も昔ながらの建物が多く、伏見区には古き良き街並みが広がっているため、歴史好き、日本文化好きには非常に魅力的なエリアといえます。
日本屈指の観光地の為交通機関も発達しており、生活に不自由することも少なく、非常に生活のしやすい街です。伏見区には合計20以上の駅が所在するため、駅チカの賃貸が多く存在しているのも特徴の一つです。ワンルームなら3.61万円、1Kなら4.33万円と家賃相場も良心的な金額で、広めの1DKでも4.76万円という格安価格なので、学生の一人暮らしには最適でしょう。場所によっては、駅から10分程度の好立地で4万円以下の1Kマンションも有りますから、希望の金額や立地条件を決めて、賃貸情報サイトを活用して条件を絞り込んでみるのがおすすめです。女性の方なら、オートロックや防犯カメラがついている賃貸物件ですと安心できます。多少割高になりますが、6万円以内で駅チカ、風呂トイレ別、オートロック、防犯カメラなど、しっかりした設備の整った賃貸物件を見つけることも可能です。
家賃と安全性、立地などをしっかりと見極めて、自分に合った条件の賃貸を見つけてみましょう。また、伏見区から京都までは約10分、関西を誇る大繁華街の梅田までは1時間以内でアクセス可能なため、いつでも都会でのショッピングや娯楽を楽しむことができます。是非、歴史溢れる伏見区で最適な暮らしを実現させてください。