バランスの良い街、中京区
中京区は京都市の中心部に位置する区です。面積7.41K㎡の中に約11万人の人が暮らしています。北区、上京区、左京区、東山区、下京区、右京区など多くの区と接しているのも特徴です。
環境的には、市の中心部で繁華街から近いのにもかかわらず、緑が多く落ち着いた街です。世界遺産の二条城など歴史的建造物も残っており、古き都の雰囲気が未だに色濃く残る街でもあります。
また、昔から自治力が高く日本有数の祭りである祇園祭や全国で初めての小学校である番組小学校などを有しています。中京区の中でも特に人口の増加が著しいのが「明倫学区」と「本能学区」です。この二つの学区の生徒が通う小学校は高倉小学校になります。
明倫学区は、烏丸通、四条通、三条通、西洞院通に囲まれた、古くから京都の商業や経済の中心地の地区です。以前の明倫小学校だった場所にできた若者の芸術活動を支援する「京都芸術センター」はまさにこの地域に昔からあった助け合いの精神の現れだと言えるでしょう。そういった、地域柄に加え、マンションの建設が盛んになったことから人口が増え、益々地域全体の交流を促す活動が活発になってきています。
本能学区は、三条通、四条通、西洞院通、堀川通に囲まれており、豊かな水に恵まれていることから染物業で発展した学区です。歴史的には本能寺の変があった場所として知られています。昔から職を通して交流をしてきた学区ですが、交通便の良さや学校教育の充実度の高さから人口が急激に増加した学区でもあります。しかしそのような世帯の人たちも受け入れ、活発な住民間の交流を行っている地元の人の柔軟性が本能学区が人気を集める所以となっていると言えるでしょう。
このように、中京区は「明倫学区」や「本能学区」をはじめとする柔軟で強い住民自治があり、繁華街へのアクセスの良さと緑の多さのバランスの良い街です。
教育環境の良さと地域との結びつきを実感したいなら中京区の賃貸を
京都で賃貸物件を探すなら中京区は検討に入れることをおすすめします。なぜならば、中京区は繁華街が近いのにも関わらず、緑が多く、昔の風情を残す街だからです。しかも、新たな転入者に対する地域の受け入れ体制がしっかりしているので、単身でもファミリーでも安心して住むことができます。
特にファミリー層にとっては教育環境が充実していることも利点ではないでしょうか。京都市で一番人気の公立小学校の学区を有しているため、子どもの将来のために他地域から引っ越してくる人もいるほどです。小学校だけでなく高校の数も豊富なので、子どもの特性に合わせて学校を選ぶこともできます。大学もいくつかあるので、子どもが大きくなって大学に通うことになっても自宅から通うことができます。さらに、学校だけでなく資料館や図書館、子ども向けのイベントも充実しているので、子育てには最適の場所です。最近は世帯数の増加に伴い新しいマンションが次々建設されてるため新築物件や築浅物件の賃貸も出ているのでぜひ探してみてください。
もちろん単身世帯にも利点はたくさんあります。5つ以上の大学があるので下宿生向けの単身物件が豊富で繁華街に近い割にお得に借りられる物件を見つけることができます。さらに、JR、京阪、阪急、地下鉄など多くの電車が利用でき、バスの本数も多いため通勤に困ることはほとんどないでしょう。中心部は自転車でも行けるので、健康志向の方にもおすすめです。24時間スーパーもあるので夜遅くに帰宅する方も不便なく生活することができます。また、地域コミュニティが発達しているため、一人暮らしで不安な方にもおすすめです。
このように中京区は単身世帯からファミリー世帯まで幅広い世帯にマッチする街なので、転勤で京都に引っ越してきた方や子どもの教育に適した場所に引越を考えている方にはイチ押しの場所です。
