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歴史的な景観や建造物が多く、日本文化として世界的な観光地として知られる京都
京都府京都市は、近畿地方の北部に位置し、多くの歴史や文化を持つ世界的な観光地として知られています。自治の伝統が培われており、世界に誇るべき自立性の高い市民文化が育まれています。中でも、全国で最も厳しいとされている景観条例によって、歴史的な景観と調和のとれた街並みが保たれています。京都市は京都府最大の市で政令指定都市に指定されており、人口も比較的多く、約150万人の人々が暮らしています。京都市は11区から構成されており、それぞれ様々な特色を持っています。中心エリアは、本願寺や二条城など歴史的な建造物が多く集まっている他、商業施設も豊富でありショッピングを楽しむにも最適な地域です。 京都市の北部に関しては、比叡山や鞍馬山など、自然を堪能できる場所が多いエリアとなっています。南部に関しても例外ではなく、歴史的建造物などの観光地が多く、休日にさまざまな楽しみ方ができるエリアとして人気があります。また、京都市南部は大阪や奈良にアクセスしやすいため、交通の便がいい地域といえるでしょう。京都市では交通アクセスの利便性が常々向上しており、関西の中でも住みやすい街と認識されています。平成29年に延伸された城陽JCT~八幡JCTの開通に続き、今後も開通が決まっている高速道路がいくつかあります。公共交通機関に関しても、京都市営地下鉄や近鉄日本鉄道、阪急電鉄、JR西日本が通っており、また、市営バスも豊富なため交通網が発達しているので、比較的移動しやすい地域です。全国的に見ると、「古都」というイメージが強いように思われますが、企業の本社や有名な大学も多く、学生向けからファミリー向けまで、様々な賃貸物件が存在しています。
東西南北でさまざまな特色を持つ京都での物件探し
京都市はエリアによって、住環境が大きく異なっている特徴があります。お部屋探しのため住環境を知るには、京都市の位置関係を頭に入れておくとよいでしょう。京都市の中心部が「洛中」と呼ばれており、それを軸に「洛北」、「洛東」、「洛西」、「洛南」と大きく東西南北に分けて認識されています。洛中は商業施設やマンション、一戸建ての住宅街などが多く、いわゆる賑わっているエリアです。洛北は自然豊かな地域で、春には桜、秋には紅葉、冬は温泉街など、1年を通して楽しめる観光スポットとされています。洛東は京都の観光地として最も有名なエリアで、清水寺や銀閣寺、平安神宮など有名な神社仏閣があるため年間を通して多くの人が訪れる地域です。洛西も金閣寺や龍安寺など寺院が多く、周辺には嵐山があるためこちらも観光スポットとして有名です。洛南では、歴史的建造物の観光地として有名である他、京都市内からは距離はありますが、京阪電車、近鉄電車、地下鉄など、多くの電車やバスが走っているため府外へのアクセスに便利な地域となっています。このように京都市は東西南北エリアでそれぞれの特色を持っており、さらにその中で北区、中京区、上京区、下京区、左京区、右京区、東山区、南区、西京区、山科区、伏見区の11区で構成されています。人口が約150万人ということもあり、物件に関しても数多く存在しているエリアになります。賃貸物件の傾向としては、北区や上京区、左京区、右京区などといった、やや北側に多く物件が存在しているため、条件に合った物件をじっくり探したいという方は北側エリアがおすすめです。一方、南側に位置する南区や西京区、山科区、東山区、中京区などは物件数は比較的少ないですが、その反面マンション開発が盛んであり、新築の物件が多く、注目度の高いエリアといえるでしょう。