火災保険への加入は必須ですか？

契約時に火災保険の加入を求められるケースがほとんどです。
もし可能であれば、保険料の安い任意の火災保険に加入した方がお得です。

賃貸であれば、建物自体にはオーナーが保険を掛けますので、入居者は自分の家財道具に保険を掛けます。
その際、借家人賠償特約もセットで付帯することをおすすめします。
これは、火災で自室が損傷した場合に、オーナーに対して賠償責任を負うものです。

火災保険は、あくまで自宅および自宅内の家財道具に対する補償なので、近隣に燃え広がった場合の賠償はできません（寝たばこなどの重過失を除く）。同様に、近隣からのもらい火も、相手に賠償を請求することは原則不可能です。
自宅が火元になった際の近隣への賠償は、「類焼損害補償特約」を付帯することでカバーできる場合があります。

ちなみに、消火活動時の放水による家具家電の損傷、落雷被害も火災保険の対象になります。

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