1R~4LDKの間取りの種類と特徴とは?L・D・Kの意味も解説

2022.09.27

1R~4LDKの間取りの種類と特徴とは?L・D・Kの意味も解説

賃貸物件を探す際に間取りは重要なポイントです。
しかし、間取りにも1R~4LDKまで種類は様々あり、それぞれの間取りには特徴もあります。
また、間取りに記載されているL・D・Kなどのアルファベットの意味などもしっかり理解しておくことで、よりイメージもしやすくなるでしょう。
本記事では、間取りタイプの種類やL・D・Kなどの意味や特徴についてご紹介していきます。

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はじめに間取りのL・D・Kの意味とは?

はじめに間取りに記載されているアルファベット、L・D・Kの意味についてご紹介します。

L(Living)リビング

Lはリビングのことを指し、居間とも呼びます。
一般的にテレビやソファ、ローテーブルを設置して、居住者が談笑したりくつろいだりする部屋として用いられます。

D(Dining)ダイニング

Dはダイニングのことを指し、食事をするスペース・部屋として用いられます。

K(Kitchen)キッチン

Kはキッチンのことを指し、調理スペース・台所として用いられます。
他にもよく見るアルファベットにRがありますが、ルーム(Room)のことを指します。
Rは基本的に1R以外で使用することはありません。
また、2LDKのように先頭の数字は部屋の数を表しており、2LDKであれば、LDKとは別に2部屋用意されているという意味となります。

LDKとDK違いとは

LDKとDK違いとは

LDKとDKには広さの目安があり、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会によって定められています。
DKはダイニングスペースとキッチンの機能が併存している1部屋のことを指し、LDKはリビングとダイニングとキッチンスペースの機能が併存している1部屋のことを指します。
また、それぞれ居室の数によっても最低限必要な広さは変わってくるため、下記の表をご参考ください。

出典元:公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会(https://www.sfkoutori.or.jp/jireikoukoku/tokuteiyougo-shiyokijun/
居室(寝室)数 DK LDK
1部屋 4.5畳 8畳
2部屋以上 6畳 10畳

LDK以外に使用されるアルファベットの意味

間取りでよく見るLDK以外のアルファベットについても押さえておきましょう。
見やすいように、先述したL・D・Kなども含めて、下記表にまとめます。

アルファベット 読み方 意味
R ルーム 個室・居室
L リビング リビングスペース(居間)
D ダイニング ダイニングスペース(食事室)
K キッチン キッチンスペース(台所)
S サービスルーム 採光基準を満たしていないため、法律上では居室として認められない部屋のこと。
1SLDKといったように記載される。
※NやDENとも記載されることがあります。
RF ロフト ロフトまたは小屋裏収納とも言う。
法律上では居室として認められない部屋のことを指し、居室のように使用することを目的としている場合は高さを広くしていることが多い。
CL クローゼット クローゼット、収納スペース
WIC ウォークインクローゼット 歩いて入り込むことができるクローゼット、収納スペース
3LDK+WICといったように記載される。
SB シューズボックス 靴箱、下駄箱
SIC シューズインクローゼット 歩いて入り込むことができる靴箱、下駄箱
3LDK+WIC+SICといったように記載される。

1R~4LDKの間取りの種類と特徴

1R~4LDKの間取りの種類と特徴

間取りを構成するアルファベットや数字について理解できたところで、こちらでは1R~4LDKの間取りの種類とその特徴についてご紹介していきます。

1R

1Rは玄関、キッチン、居室が一体となったシンプルな間取りです。
玄関から部屋の中が見えることが嫌だと感じる方はパーテーションなどで仕切る必要がありますが、1Kや1DKよりも家賃設定は安いことが多いため、固定費を抑えたい方にはおすすめです。
1Rにおすすめの方:一人暮らし

1K

1Kは1Rの間取りと違って、キッチンと玄関は居室と分けられており、一人暮らし向けの賃貸マンションに多い間取りです。
料理は良くするけど、居室に料理の臭いが入り込まないようにしたいといった方にはおすすめです。
1Kにおすすめの方:一人暮らし

1DK

1DKは居室とキッチンスペースが分かれており、キッチンと同じ空間で食事ができるようにダイニングの機能が併存している間取りです。
大きいサイズは難しいですが、二人用サイズであればダイニングテーブルをおくことも可能です。
カップルや新婚といった初めての二人暮らしにはおすすめと言えるでしょう。
1DKにおすすめの方:一人暮らし、二人暮らし

1LDK

1LDKはDKのスペースが広くなり、リビングとしても使用できる間取りです。
ダイニングテーブルとは別に、テレビやソファ、ローテーブルなどを設置してくつろぐことも可能です。
二人暮らしはもちろん、乳幼児のいるご家庭にもおすすめです。
1LDKにおすすめの方:一人暮らし、二人暮らし

1LDKが向いている人

1LDKは、1つの個室とリビング・ダイニング・キッチンが一体となった間取りです。主に一人暮らしやカップル向けの人気のある間取りとして知られています。

この間取りが支持される理由は、プライバシーと快適性のバランスが取れている点にあります。個室でゆっくり休んだり仕事をしたりできる一方で、LDKスペースではくつろぎや料理を楽しむことができます。一般的な1LDKの広さは30平方メートル前後で、ワンルームより広々とした生活が可能です。

具体的に1LDKが向いている人々は以下の通りです。

・仕事とプライベートの空間を分けたい社会人
・来客時にLDKで接客したいカップル
・趣味のスペースを確保したい一人暮らしの方

生活スタイルに応じて個室とLDKの使い方を工夫できるのも特徴です。個室を寝室として使用し、LDKを余裕のあるリビングスペースにしたり、個室を書斎やホームオフィスとして活用したりすることが可能になります。

2DK

2DKは1DKよりも1部屋多い間取りで、お互いのプライベートな空間を確保したい方や、寝室とは別に部屋がほしいといった方におすすめの間取りです。
2DKにおすすめの方:二人暮らし、ファミリー、ルームシェア

2LDK

2LDKは2DKからリビングスペースが増えるため、リビングに集まりやすく、家族が揃ってくつろげるといった特徴があります。
家族の時間を大切にしたいファミリー向けであると言えます。
2LDKにおすすめの方:二人暮らし、ファミリー、ルームシェア

2LDKが向いている人

2LDKは、2つの個室とリビング・ダイニング・キッチンを備えた間取りで、小規模家族や二人暮らしの方に特に人気のある間取りです。広さは一般的に45~60平方メートルほどで、余裕のある生活空間を確保できます。

2LDKの最大の特徴は、プライバシーを保ちながら家族との共有スペースも充実している点です。2つの個室があることで、寝室と子供部屋、あるいは寝室と書斎など、用途に応じて柔軟な使い分けが可能になります。LDKは家族が集まる中心的な空間として機能し、コミュニケーションを育む場となるでしょう。

具体的に2LDKが向いている方は以下のような人々です。

・子育て中の若い夫婦
・シェアハウスをする友人同士
・在宅ワークで仕事部屋が必要な方
・親との二世帯同居を考えている方

2LDKの魅力は、ライフステージの変化に柔軟に対応できる点です。夫婦二人で暮らし始め、将来的に赤ちゃんが生まれても対応できます。また、個室を来客用の部屋として使用したり、趣味の部屋として活用したりすることも可能です。

3DK

3DKはダイニングキッチンとは別に3部屋用意されているため、子ども部屋として使うことも可能です。
田の字型の間取りが多く、ダイニングキッチン横の部屋を常に空けておくことで、リビングのようにすることも可能です。
3DKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア

3LDK

3LDKは共有部分が広いだけではなく、別に3部屋も用意されているため、4人家族で2つを子ども部屋、1つは夫婦の寝室のように使うことが可能です。
子どもの成長に合わせて引越しをする必要は無い間取りとも言えます。
3LDKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア

3LDKが向いている人

3LDKは、3つの個室とリビング・ダイニング・キッチンを備えた間取りで、家族4人程度での生活に最適な広さと使い勝手を兼ね備えています。60~75平方メートルほどの広さがあり、家族それぞれの生活スタイルに合わせた空間づくりが可能です。

主寝室と子供部屋2室という構成が一般的で、子育て世代の家族に特に人気があります。個室が3つあることで、お子様の成長に合わせて部屋を分けることができるのが大きな特徴です。また、LDKは家族団らんの中心となり、コミュニケーションを育む重要な空間として機能します。

3LDKが特に向いているのは以下のような方々です。

・小学生以上の子供がいる4人家族
・将来的な家族の成長を見据えている若い夫婦
・在宅ワークスペースと家族の個室を分けたい方
・来客用の部屋や趣味の部屋を確保したい方

3LDKの魅力は、家族一人一人のプライバシーを守りながら、共有スペースでの時間も大切にできる点です。子供の年齢が上がるにつれて、自分の部屋で勉強したり趣味に没頭したりする時間が増えてきますが、LDKでの食事や団らんを通じて家族の絆を深めることができます。

4DK

4DKはプライベートが確保された部屋が4つあるため、子どもが3人以上いるご家庭や複数人のルームシェアにおすすめの間取りです。
人数も多くなってくるため、共有部分は少し狭く感じるかもしれません。
4DKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア

4LDK

4LDKはリビングスペースと別に4部屋も用意された間取りです。
ファミリーやルームシェアはもちろん、2世帯家族も可能な間取りとなり、各部屋を仕事部屋や客間、介護用など、様々な使い方ができるといった特徴もあります。
人数が多くても共有部分に集まってくつろぐこともできるため、プライベートな時間だけではなく、家族の時間も大切にしたいといった方におすすめです。
4LDKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア、2世帯

4LDKが向いている人

4LDKは、4つの個室とリビング・ダイニング・キッチンを備えた間取りで、広々とした空間で快適な暮らしを実現できる住まいです。一般的な広さは75~90平方メートルで、大家族やゆとりある暮らしを望む方に適しています。

4LDKの最大の特徴は、家族一人一人が十分なプライベート空間を確保できることです。主寝室と子供部屋3室、あるいは子供部屋2室と書斎という組み合わせなど、ライフスタイルに合わせて柔軟な使い方ができます。

この間取りが特に向いているのは以下のような方々です。

・3人以上の子供がいる大家族
・親との二世帯同居を考えている家族
・在宅ワークスペースを独立して設けたい方
・ホビールームや書斎などの専用空間を確保したい方

4LDKならではの魅力は、十分な広さのLDKスペースと個室のバランスが取れている点です。家族が集まるLDKでは、くつろぎながら会話を楽しむことができ、個室ではそれぞれのプライバシーが守られた生活を送ることができます。

まとめ

間取りタイプの種類やL・D・Kなどの意味、特徴についてご紹介してまいりました。
Lはリビングや居間のことを指し、Dは食事をするスペースのダイニングを指し、Kはキッチン(台所)のことを指します。
2LDKの場合、リビングとダイニングとキッチンの機能が1つの部屋に併存している部屋とは別に2つ部屋がある間取りとなります。
他にも間取りに使われるアルファベットはありますが、これらも知っておくことでお部屋探しに役立つことでしょう。
各間取りの特徴やどういった方におすすめなのか気になった方は、本記事を見返して参考にしてみてください。

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