賃貸豆知識
賃貸物件について、借り方や手続きの進め方、用語の意味など気になるポイントをまとめた記事を集めました。お部屋探しが初めての方も、そうでない方も、ぜひ参考にしてください。
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2023.09.21 2024.11.14
インターネット無料の賃貸物件とは?メリットやデメリットもご紹介
インターネット無料の賃貸物件があるのをご存知でしょうか? 近年では暮らしていく上でインターネット環境が必須であるという方も多くなってきているように思います。 そんなニーズの高いインターネット無料の賃貸物件ですが、記載のされ方によっても意味合いが異なります。 本記事では、インターネット無料の賃貸物件とはどういったものなのか、メリットやデメリットと併せてご紹介してまいります。 目次 1. インターネット無料の賃貸物件とは? 1-1. インターネット完備の賃貸物件 1-2. インターネット対応、接続可の賃貸物件 2. インターネット完備の賃貸物件のメリット 2-1. 入居後すぐにインターネットの利用が可能 2-2. インターネット環境を整えるための手間がかからない 2-3. インターネットの使用料が無料 3. インターネット完備の賃貸物件のデメリットや注意点 3-1. 通信速度が保証されていない 3-2. Wi-Fiのルーターを購入する必要があることも 4. 気になる方はセキュリティ対策も 5. インターネット完備の賃貸物件に向いている人と向いていない人 5-1. 向いている人とは 5-2. 向いていない人とは 6. 回線速度が遅くてストレスを感じる場合は 7. まとめ インターネット無料の賃貸物件とは? インターネット無料の賃貸物件とは、貸主側でインターネットを契約しているため、借主側でインターネットの契約をしなくても環境が整っている物件のことを指します。 引っ越し前後は、住所変更などの手続きや、電気・ガス・水道などのライフラインの契約、引っ越し作業など、慌ただしくなってしまいますが、インターネット無料の物件であれば、引っ越し後すぐにインターネットを利用することができます。 ただし、インターネット無料の賃貸物件にも種類があり、「インターネット完備」をはじめ、「インターネット接続可」「インターネット対応」など、記載のされ方によって変わるため注意が必要です。 インターネット完備の賃貸物件 インターネット完備の賃貸物件とは、いわゆるインターネット無料の物件であることを指しています。 借主側でインターネットを契約する必要も、それに伴う工事をする必要もないため、気軽にインターネット環境が整った暮らしができることが特徴です。インターネット対応、接続可の賃貸物件 インターネット対応や接続可と記載された物件は、引っ越し後すぐにインターネットを利用することはできません。借主側でインターネットが使えるように契約する必要がある物件となります。戸建てであればその建物や、マンションやアパートであれば各部屋までの配線は完了していますが、貸主側でインターネットを契約しているわけではないため、借主側で契約する必要があります。また、既に配線されている回線を使用するため、好みの回線を選べない点にも注意が必要です。インターネット完備の賃貸物件のメリット インターネット完備の賃貸物件を選ぶメリットについてご紹介していきます。入居後すぐにインターネットの利用が可能 インターネット完備の賃貸物件のメリットというと、やはり入居後すぐにインターネットを利用することができる点であると言えるでしょう。先述した通り、引っ越し後はインターネットの契約以外にも様々な契約、変更手続きが必要ですので、忙しい方やすぐにインターネットを利用したい方にとっては便利なものです。インターネット環境を整えるための手間がかからない インターネット完備の賃貸物件は、物件や各部屋までの配線工事、インターネットの契約までが済んでいます。 これらの契約や工事までを自分自身で行うとなると、時間も費用もかかるため、既に環境が整っているインターネット完備の賃貸物件は、それだけで十分メリットであるとも言えるでしょう。インターネットの使用料が無料 インターネット使用料は毎月3,000円~5,000円程度と言われていますが、インターネット完備の賃貸物件の場合はそういった固定費も家賃に含まれているため、別途で支払う必要がありません。 固定費を抑えたい方にとってはメリットとなります。 インターネット完備の賃貸物件のデメリットや注意点 インターネット完備の賃貸物件のメリットについてご紹介しましたが、もちろんデメリットや注意点もあります。メリットだけではなく、注意点についてもしっかりと理解しておきましょう。通信速度が保証されていない インターネット完備の賃貸物件は多くの場合、マンションやアパート単位で契約しており、1つの回線を各部屋が共有して使用するため、通信速度はあまり良いとは言えないことも多いものです。また、貸主側で契約しているため、光回線を使用したくても借主側で選ぶことができないなど、快適に使用できないこともあるでしょう。共同利用であることが多く、利用者が多いと遅い 1つの回線を各部屋が共有して使用するマンションプランなどで契約していることが多いことから、利用者が増える夜間や土日祝などは特に通信速度が遅くなりやすい傾向があります。 快適にインターネット環境を私用したい場合には、ストレスを感じることもあります。 Wi-Fiのルーターを購入する必要があることも インターネット完備といっても、Wi-Fiのルーターが設置されていないことも少なからずあるようです。 ご自身で用意する必要があるのか、貸主側で用意してもらえるのかなどについては、契約前に確認しておくことが大切です。 気になる方はセキュリティ対策も 自分で契約する場合にはセキュリティ対策も考慮することができますが、貸主側で契約している場合、セキュリティ対策が万全ではないと感じることもあります。気になる方はご自身でセキュリティ対策を行う必要があるため注意しましょう。セキュリティ対策の例としては以下の通りです。●スマートフォンやパソコンのOSを最新にする●スマートフォンやパソコンのパスワードは複雑なものにする●パソコンにはセキュリティ対策ソフトを入れるインターネット完備の賃貸物件に向いている人と向いていない人向いている人とは インターネット完備の賃貸物件に向いている人の特徴としては、通信速度にこだわりがなく、使えたら十分だと考えている人だと言えます。 他にも、インターネットの契約などに手間をかけたくない人や、引っ越し後すぐにインターネットを使用したい人、頻繁にインターネットを使用しない人なども挙げられますが、とりあえず使用できればそれで良いといった考えの方は基本的に向いていると言えます。 そういった方であれば、通信速度の遅さもあまり気にはならないでしょう。 向いていない人とは インターネットに詳しく、回線や速度にこだわりたい人はインターネット完備の賃貸物件は向いていません。 また、インターネット環境を使用した動画の閲覧やゲームなどを趣味としている場合や、リモートワークなど仕事でインターネットを利用したい人も不向きであると言えます。 比較的インターネットの使用頻度が少なかったり、使用時間が他の人とズレるようであれば検討の余地はあるかもしれませんが、基本的にはご自身で選べるような賃貸物件で探す方が良いでしょう。回線速度が遅くてストレスを感じる場合は もしも、入居後に通信速度が遅くてストレスを感じてしまう場合は、個別で別の回線を契約することも可能です。 もちろん回線契約に伴う工事も必要になるため、費用もある程度かかってしまいます。また、物件によっては工事ができないこともあるため、その場合はモバイルWi-Fiや工事不要のWi-Fiルーターといった選択肢もあります。条件などは物件により様々ですので、入居前にしっかりと確認しておくようにしましょう。まとめ 本記事では、インターネット無料の賃貸物件とはどういったものなのか、メリットやデメリットと併せてご紹介してまいりました。インターネット無料の賃貸物件にも種類があり、「インターネット完備」はインターネットがすぐに使用でき、使用料も無料の物件であることを指します。インターネット対応や接続可の物件は、引っ越し後すぐにインターネットを利用することはできず、借主側でインターネットが使えるように契約する必要があります。 インターネット完備の賃貸物件にも当然ながら、メリット・デメリットがありますので、自分の希望する条件に当てはまっているか事前に確認しておくようにしましょう。
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2023.08.30 2024.11.14
6畳は何平米あるの?一人暮らしでは十分な広さと言える?
一人暮らしだと1Kやワンルームが候補であるという方も多いことでしょう。 このあたりの間取りによくある6畳とは何平米あるのか、一人暮らしにとって十分な広さなのかと気になる方もいらっしゃるかと思います。 本記事ではこれから引っ越しを考えている方に対して、6畳は何平米あるのか、一人暮らしで十分な広さであるのかについて解説していきます。 目次 1. 6畳とは何平米あるの? 1-1. 1畳あたりの広さには地域差がある 1-2. 1畳を1坪に換算すると? 2. 同じ6畳でも間取りによって異なる 3. 6畳に一人暮らしで住むメリット 3-1. 家賃を抑えることができる 3-2. 引っ越し代が安い 3-3. 掃除の手間がかからない 3-4. 余計なものが増えにくい 3-5. 余計なものが少ないため光熱費も節約できる 4. 6畳に一人暮らしで住む注意点 4-1. 収納スペースが少なく感じる 4-2. キッチンスペースが狭く感じる 4-3. 家具の選定に制限がある 4-4. インテリアの配置に工夫が必要 4-5. 友人など多くの来客は難しい 5. 間取りや工夫次第でこんなレイアウトも可能 5-1. 2人掛けソファの設置 5-2. リモートワーク可能なレイアウト 6. まとめ 6畳とは何平米あるの? 6畳の部屋とはいったいどのくらいの広さなのでしょうか。 1畳あたりの広さは一般的に182cm×91cmを基準にしていますが、実はこの大きさだけであるとは限りません。1畳あたりの広さには地域差がある 先述した通り、1畳あたりの広さには種類があり、地域によって異なります。 主に関西圏より西の地域で用いられている畳の「京間」、関東地方で使用されている畳の「江戸間」、愛知や岐阜、三重といった東海地方で使用されている畳の「中京間」、アパートやマンションなどで使用されている「団地間」などがあります。 それぞれの1畳あたりの広さと、6畳に換算したときの広さを下記にまとめます。 種別 1畳 長辺×短辺 1畳の面積 6畳の面積 京間 182cm×95.5cm 約1.82平米 約10.92平米 江戸間 182cm×91cm 約1.66平米 約9.96平米 中京間 176cm×88cm 約1.55平米 約9.3平米 団地間 170cm×85cm 約1.45平米 約8.7平米 このように同じ6畳でもどの畳が使用されているのかによって異なります。 一番大きい京間の10.92平米と団地間8.7平米では、2.2平米近くの差があり、約1畳分以上の差がでるということになります。1畳を1坪に換算すると? 尺貫法で使用する「坪」という単位もありますが、1畳を1坪に換算するとどのくらいになるのでしょうか。 1坪は3.3平米なので、一般的に用いられている江戸間の1畳「約1.66平米」の2倍であると言えることから、1坪は約2畳で換算されます。 もちろん京間や団地間など、他の畳の種類で換算すると1坪=1畳とはならないため注意が必要です。同じ6畳でも間取りによって異なる 同じ6畳でも畳の種類によって異なることは前項までの説明でお分かりいただけたかと思いますが、一人暮らしで人気の間取りである「ワンルーム」と「1K」など、実は間取りによっても異なります。 間取り図と一緒に見ていきましょう。 1Kはキッチンスペースと居室が分かれており、6畳の1Kと言うと、居室部分が6畳であるという意味を持ちます。 一方でワンルームはキッチンスペースと居室が分かれていないため、キッチンスペースと居住スペースを合わせて6畳とします。 このように、キッチンスペースの分、1Kの方がワンルームよりも広いと言えるでしょう。 同じ6畳でも、1Kはよくある一人暮らし用の間取りと言え、ワンルームは少し狭く感じることがあるかも知れません。 最近の流行りであることから、一人暮らし向けの間取りには1Kが採用されることが多いため、ワンルームの間取りは減ってきているとも言えます。 そういった背景もあり、1Kよりもワンルームの方が家賃などの固定費を抑えられることもあるため、お部屋探しの際には候補に入れても良いかも知れません。6畳に一人暮らしで住むメリット 6畳のお部屋に一人暮らしで住むメリットについてご紹介していきます。家賃を抑えることができる 6畳のお部屋は一人暮らしする人にとって、住みやすく、費用も抑えられることから人気です。 人気がある分、6畳のお部屋は一人暮らし向けに積極的に建設されていくことから、物件数も多くなるため、家賃も高くなり辛い傾向になります。 他の1DK以上の間取りに比べて家賃などの固定費を抑えることができるでしょう。引っ越し代が安い 6畳のお部屋の場合、一人暮らし向けの引っ越し料金で引っ越すことができます。 初期費用を抑えることができるのもメリットであると言えます。掃除の手間がかからない 6畳のお部屋は決して広いとは言えませんが、暮らしていくには十分な広さであるともいえます。 反対に決して広くない分、掃除が必要なスペースが小さくなるため、掃除の手間がかからないといったメリットもあります。余計なものが増えにくい 前項でもお伝えしましたが、そこまで広くはないこともあり、あれもこれもと家具や家電、その他インテリアを買うことが減るため、余計なものが増えにくいと言えるでしょう。余計なものが少ないため光熱費も節約できる 一人暮らし向けの間取りなので、ハイスペックな家電はもちろん不要です。 また、必要かどうかわからないが欲しいといった程度の家電などは、置くスペースを考慮すると結局買わないことが多いため、結果的に余計なものが増えずに光熱費を節約することができます。6畳に一人暮らしで住む注意点 6畳に一人暮らしするメリットについてご紹介しましたが、注意点についても見ていきましょう。収納スペースが少なく感じる 6畳のお部屋の場合、収納スペースも小さめであることが多いです。 お部屋自体の収納スペースが少なく感じることもあるため、TVボードやベッド下の収納を活用したり、デッドスペースを活用すると良いでしょう。キッチンスペースが狭く感じる 6畳ワンルームでも、1Kでも言えることですが、キッチンスペースはファミリー向けのお部屋に比べると狭く感じることでしょう。 ワンルームは工夫すれば解放的ではありますが、1Kの場合はキッチンスペースが区切られているためどうしても少し狭く感じてしまいます。家具の選定に制限がある 家具の選定に制限があることにも注意が必要です。 しかし、6畳のお部屋に限らず言えることでもあるため、家具を選定する前にしっかりとお部屋の寸法を図っておくようにしましょう。インテリアの配置に工夫が必要 ベッドやテーブル、TVボードなどはほとんどの方が、メインで使用するお部屋に設置する家具であると言えるでしょう。 特にこれらの家具は大きい傾向になりやすいため、配置には工夫が必要です。 前項でもお伝えした通り、事前にしっかりと寸法を図っておくことが大切です。関連記事:一人暮らしにおすすめな理想の間取りとは?間取りを選ぶ方法をご紹介友人など多くの来客は難しい 友人を複数人呼ぶには少し狭く感じることでしょう。 1~2人であれば、ある程度余裕もありますが、頻繁に複数人が家に来るような場合は、もう少し広い物件も検討しても良いかも知れません。間取りや工夫次第でこんなレイアウトも可能 6畳のお部屋だからと諦めていたレイアウトもあるのではないでしょうか。 工夫次第では可能なレイアウトについてご紹介します。2人掛けソファの設置 2人掛けソファの種類にもよりますが、ベッドを部屋の奥に配置し、TVボード・テーブル・ソファの順に部屋を横切るように配置することで設置することができます。 洋服が多かったり、デスクを置いたりする場合は、もう少し工夫が必要かつ、狭く感じるかも知れませんが無理だと言うことはないでしょう。リモートワーク可能なレイアウト 近年リモートワークを取り入れている企業も少なくないため、リモートワークが可能なレイアウトにしたいという方も多いのではないでしょうか。 ベッドと反対の壁面にTVボードとデスクを横並びに設置すれば可能です。 リモートワークだけではなく、大学生の一人暮らしにもおすすめのレイアウトであると言えます。まとめ 本記事ではこれから引っ越しを考えている方に対して、6畳は何平米あるのか、一人暮らしで十分な広さであるのかについて解説してまいりました。 1畳あたりの広さは一般的に182cm×91cmを基準にしているため、6畳では約9.96平米であると言えます。 しかし、「京間」や「江戸間」、「中京間」、「団地間」など、地域によって異なります。 他にも、間取りによっても広さは異なり、キッチンスペースの分、1Kの方がワンルームよりも広いと言えるでしょう。 家賃を抑えることができたり、掃除の手間がかからなかったり、余計なものが増えにくい点から長く人気のある間取りです。
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2023.07.21 2024.11.14
賃貸物件の管理費や共益費とは?損をしないための注意点について
引っ越しを検討する際には、家賃以外にも固定費となる「管理費」や「共益費」についても気になる方は多いのではないでしょうか。 管理費や共益費は毎月支払う必要があるため、損しないためにはどうすれば良いのか気になる方も多いものです。 本記事では、賃貸物件の管理費や共益費とは何か、損をしないための注意点についてご紹介していきます。 目次 1. 賃貸物件の管理費や共益費について 1-1. 管理費とは 1-2. 共益費とは 1-3. 修繕積立費とは 2. 管理費の相場はどのくらい? 2-1. 分譲マンションの管理費の求め方 3. 管理費の違いは物件へどのように影響する? 4. 管理費がかからない物件とは? 5. 管理費0円の場合のメリット・デメリット 5-1. 管理費0円のメリット 5-2. 管理費0円のデメリット 6. 物件探しは管理費と家賃をまとめて検討 7. まとめ 賃貸物件の管理費や共益費について 賃貸物件の管理費や共益費とは、物件の維持管理を行うための費用であり、入居者が快適な暮らしを送ることができるように使われています。 入居者にとっては、毎月支払う費用であるため、少しでも抑えておきたいと考えるものであり、またどのようなことに私用されているのかも理解したいものかと思います。 こちらでは家賃とは別に必要となる固定費として、管理費や共益費、修繕積立費についてご紹介します。管理費とは 管理費とは、賃貸物件を管理する上で必要となる事務処理や設備維持、また共用部分の清掃他、維持管理を行うための費用のことを指します。 不動産公正取引協議会連合会では、管理費を1部屋あたりにかかる月額費用を表示することとされておりますが、部屋によって管理費用が異なる場合は最低額と最高額のみを表示することができるとされています。 例えば、共用部分の電灯や床材などの交換費用をはじめ、美観や清潔感を維持するための清掃業者への委託費などに使用されます。 基本的に管理費の要とは、入居者が快適な生活を送ることができるように維持管理するための費用として考えられており、後述する修繕積立費は含まれません。共益費とは 共益費は不動産公正取引協議会連合会により、「共益費(借家人が共同して使用又は利用する設備又は施設の運営及び維持に関する費用をいう。)」と定義されています。 先述した管理費と似ているようにも感じられるかと思いますが、実際に管理費と共益費に明確な違いはほとんどありません。 貸主側の考えに沿ってそれぞれ使い分けられていますが、借主側としては管理費と共益費をまとめて考えておいても良いものと言えるでしょう。修繕積立費とは 修繕積立費とは、マンションなどのエレベーターやエントランスといった共用部分や建物の外観にあたる壁等の維持や修繕のために使用される費用のことを指します。 建物の資産価値を維持するための費用とも言え、分譲マンションなどに対しての特有の費用と言えるため、基本的に賃貸物件と関係はありません。管理費の相場はどのくらい?管理費・共益費についてわかったところで、管理費の相場がどれくらいなのかも見ていきましょう。 管理費は法律などで定められているものではないため、物件ごとに大家さんや管理会社などの貸主側の裁量で決められます。 賃貸物件の管理費の相場は家賃の1割程度であることが多く、同じ建物内でも部屋に応じて管理費が変わることもあります。 例えば、70,000円の物件であれば5~7,000円程度が管理費の相場であり、同じ建物内でも80,000円の物件であれば5~8,000円程度であると言えます。分譲マンションの管理費の求め方予備知識程度ですが、分譲物件の場合は計算式をもとに管理費を算出していることが多い傾向にあります。 例えば、下記のような計算式をもとに管理費用が算出されます。 (管理の必要経費÷総専有面積)×各部屋の専有面積=管理費管理費の違いは物件へどのように影響する?管理費の違いは物件へどのような影響を与えるのでしょうか。 賃貸物件と分譲物件では、影響の仕方も少し異なるため、それぞれ見ていきましょう。 まず分譲物件の場合は、維持管理に使用するための管理費を住人で割って支払うことが多いため、管理費に必要な費用が少なければ各住人が支払う費用も安くなります。 一方で賃貸物件の場合は、分譲のように管理費を割って支払うということは少ないことから、管理費が「実際に必要な維持管理費用」と異なることも多いと言えます。 実際に必要な維持管理費用と異なる可能性があるということは、管理費が高いことが建物の綺麗さにつながるというわけではないとも言えるでしょう。 しかし、設備やサービスが充実している物件には、管理費が高く設定されている物件が多いのも事実ではあります。管理費がかからない物件とは?賃貸物件の中には、管理費がかからない「管理費0円」の物件もあります。 管理費や家賃と同じで固定費となってしまうことから、なるべく抑えておきたいと考える人は多く、管理費0円はそれだけで十分メリットと感じる方も多いのではないでしょうか。 しかし、管理費が0円であると言っても当然、維持管理するために必要なコストは発生しています。 発生している管理コストを単純に貸主側がすべて負担しているということは少なく、管理費0円の物件の場合はそのような管理にかかるコストを家賃に組み込んでいるのが一般的です。管理費0円の場合のメリット・デメリット管理費0円の物件についてまとめると、管理コスト自体は発生していることから、管理費を家賃に含んでいるのか、別枠で設けているのかと考えておけば良いものと言えるでしょう。 そうすると、家賃と管理費の合計で比較すれば良いようにも見えますが、管理費0円物件のメリットやデメリットについて知っておくことで、物件選びにも役に立つことでしょう。管理費0円のメリット管理費0円物件は、管理費を考慮した家賃設定であるため、家賃がまとまった金額になります。 勤め先の会社の福利厚生に家賃補助がある場合、その対象となるのは家賃のみであることが多いでしょう。 しかし、管理費も考慮された家賃、所謂「管理費0円物件」であれば、管理費も含めて会社が負担してくれるため、よりお得だと言えます。管理費0円のデメリット賃貸契約をする際に必要となる初期費用は家賃をベースに考えることが多い傾向にあります。 そのため、管理費0円の場合は初期費用が少し高く感じることもあるでしょう。 また、更新の際も同様に、家賃ベースで更新費用が設定されることはデメリットとも言えます。物件探しは管理費と家賃をまとめて検討家賃は手取りの「3分の1以内」と言われていることが多いですが、それは管理費もまとめた金額で考えておくことが大切です。 管理費が安くても、他の物件に比べて家賃が高いと、結局毎月支払う費用は変わらないか、返って損をすることもあるでしょう。 どのくらい住み続けるかにもよりますが、更新料なども考慮して総合的に決めるようにすれば、損することは少なくなります。 また、賃貸物件の需要が低くなるいわゆる閑散期には、管理費が安く設定されていることもあります。 貸主側にとって空室であり続けることは収益が発生しないため、負担とも言えます。 閑散期でも入居してくれる人が増えるように、管理費を下げて募集するなど、それぞれ工夫していることがあるため覚えておくと良いでしょう。まとめ本記事では、賃貸物件の管理費や共益費とは何か、損をしないための注意点についてご紹介してまいりました。 管理費と共益費に明確な違いはほとんどなく、いずれも入居者が快適な暮らしを送ることができるように物件の維持管理などのために設定されている費用です。 管理費は貸主側の考えに沿ってそれぞれ使い分けられており、一般的に管理費の相場は家賃の1割程度であることが多い傾向にあります。 管理費が安くても、他の物件に比べて家賃が高いと返って損をすることもあり、その逆ももちろんあります。 物件探しは、管理費と家賃をまとめて検討することが大切であり、また更新料なども考慮して総合的に決めるようにすれば、損することは少なくなるのではないでしょうか。
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2023.06.28 2024.11.14
一人暮らしの光熱費や水道費の平均はいくらかかる?節約方法もご紹介
これから一人暮らしをしようと引っ越しを考えている人の中には、一人暮らしで必要な光熱費や水道費が気になっている方もいらっしゃるかと思います。 毎月発生する水道光熱費とはどのようなもので、平均いくらくらいかかるのか、電気代やガス代、水道代それぞれの節約方法と併せて本記事でご紹介していきます。 目次 1. そもそも水道光熱費ってなに? 2. 一人暮らしの光熱費や水道費の平均的な料金 2-1. 光熱費(電気代・ガス代・その他) 2-2. 水道費(水道代) 2-3. 季節や地域によっても異なる 3. 水道光熱費は季節によっても変動する 4. 一人暮らしで水道光熱費を節約する方法とは? 2-1. 電気代の節約ポイント 2-2. ガス代の節約ポイント 2-3. 水道代の節約ポイント 2-4. 毎月かかった料金を記録しておく 5. 光熱費を抑えるために物件探しでおさえておくべきポイント 2-1. 住むところによって水道光熱費が変わる 2-2. プロパンガスは高い傾向にある 6. まとめそもそも水道光熱費ってなに?水道光熱費とは、ライフラインと呼ばれる私たちの暮らしに無くてはならない電気やガス、水道などの利用料のことを指します。 そのうち、電気やガスなどの利用料をまとめたものが光熱費と呼ばれています。 光熱費に水道を含めた水道光熱費は、固定費に分類されるため、毎月の支出を抑える努力をしている方も多いものです。 光熱費や水道費はいずれも、固定の基本料金と利用した分だけ上乗せされる従量料金を足した金額を支払うのが一般的です。 物件によってはガスが不要なオール電化を採用していることもあるため、その場合はガス代は不要となります。一人暮らしの光熱費や水道費の平均的な料金一人暮らしの光熱費や水道費の平均的な料金については以下の表をご参考ください。 種別 月平均額 電気代 5,683円 ガス代 3,792円 水道代 1,947円 その他光熱費 275円 参照:総務省統計局「家計調査 家計収支編 2022年 第8表 住居の所有関係別1世帯当たり1か月間の支出(単身世帯)」光熱費(電気代・ガス代・その他)賃貸物件を利用している単身者の場合、電気代5,683円、ガス代3,792円、その他光熱費275円で、合計9,750円がだいたいの平均光熱費となっています。 2021年度の調査結果では、電気代は4,411円でしたが、2022年度(今回)の調査結果では大きく増加しています。 自宅にいる時間が長ければ電気代が高くなりやすく、ガス代も都市ガスとプロパンガスによって料金は異なります。水道費(水道代)賃貸物件を利用している単身者の水道代は1,947円が平均です。 水道代は2ヶ月に一度の支払いであることが多いため、実際の支払い月にはこちらのおよそ倍の料金を支払うことになるでしょう。 季節や地域によっても異なる一人暮らし世帯の光熱費や水道費をご紹介しましたが、あくまで月平均であるため、毎月この金額感というわけではないので注意しましょう。 特に夏場や冬場はエアコンなどで電気使用量が増加する傾向にあり、また冬場はガス代も高くなりやすい傾向にあります。 季節の変わり目である春や秋は少し低めになることが一般的です。 また、地域によっては、冬の寒さや夏の暑さに違いがあるため、季節以外に地域性も光熱費には関わってくると言えるでしょう。水道光熱費は季節によっても変動する水道光熱費の平均的な料金は季節によっても変動します。基本的には冬や夏のように気温が寒かったり暑かったりする場合に、温度調整としてエアコンやクーラー、扇風機を使用する機会が増える季節は料金が高くなります。1年間を四半期に分けた際の平均的な電気代は以下の通りです。出典:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口(https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000773) 四半期 電気代の平均 1月~3月 約7,749円 4月~6月 約6,333円 7月~9月 約6,418円 10月~12月 約6,557円 また、水道光熱費の料金はその時々の景気動向によっても左右されます。政府から補助金として電気代の一部を政府が負担する形で安くなることもありますが、補助が打ち切られるとその分料金も高くなってしまうのです。一人暮らしで水道光熱費を節約する方法とは?一人暮らしで必要になる水道光熱費の相場がわかったところで、それぞれの料金をどのように抑えて行けば良いのでしょうか。 こちらでは、電気代、ガス代、水道代それぞれの節約ポイントについてご紹介していきます。電気代の節約ポイント電気代の節約ポイントは消費電力を抑えることが挙げられます。 多くの方が気にしているエアコンなどもそのひとつです。 エアコンの設定温度は夏は28℃、冬は20℃を目安にしておき、室内温度を設定温度にするときの消費電力が大きくなるため頻繁に付けたり消したりしないようにしましょう。 また、効率の良い運転のためには、フィルターを定期的に清掃したり、サーキュレーターで空気を循環させるのも有効です。 家電全般に言えることですが、省エネ性能の高いものは価格も高い傾向にありますが、長い期間でみると安上りになることもあるため、本体価格だけではなく、使用期間も含めて検討することが大切です。 その他にも、トイレに温水洗浄便座を使用している場合、便座を温める機能は冬だけにしておくようにしたり、冷蔵庫内は詰めすぎないようにし、冷凍庫は逆に詰めておくようにしたりすることも電気代を節約するポイントです。ガス代の節約ポイントガス代の節約につながる大きなポイントは「ガスコンロ」と「お風呂」の2つです。 ガスコンロで使用する調理器具を工夫することが節約につながることもあります。 例えば、火にかける夜間や鍋は底が広いものを使用したり、調理中の火加減も各調理器具で単純に同じ火加減にするのではなく、強火は底から火がはみ出ない程度にしたりすることも大切です。 お風呂で使用するガス代は夏場は安く、冬場に高くなりやすいでしょう。 設定温度も冬場の方が高くなりがちですが、設定温度よりも使用するお湯の量に気を付けることが大切です。 お湯を溜める時は必要な分と心掛けたり、溜めたらすぐに入るように習慣づけたりすることで、不要なお湯や沸かしなおしが減ります。 もしも、お風呂に入る時間がずれるようであれば、温度が下がりづらくなるように浴槽に蓋をしておくようにしましょう。水道代の節約ポイント水道代を節約する際には、水の出しっぱなしを極力抑えることが重要です。 お風呂では、シャワーヘッドを節水機能のあるものに変えたり、洗っている間はシャワーを止めておくようにしたりします。 また、食器を洗う時も同じで洗っている間は止めたり、油ものを食べた後の食器に残った油分を事前に拭き取ったりすることで節水することができます。 洗濯機で使用する水に風呂の残り湯を活用することも大事ですが、トイレの後に流す水もかなりの量を使っているため、流すときは大小のレバーを適切に使い分けるようにしましょう。毎月かかった料金を記録しておく水道光熱費を節約するためには、当たり前に思うかもしれませんが毎月それぞれの項目がいくらだったのかを記録しておくことも大切です。水道光熱費を抑えるために何かしらの節約術を行ったとしても、実際の料金を記録して推移を確認しない限り節約の効果は確認できません。また、数年単位で記録しておくことで「今年は去年よりも電気代が異常に高い、何か家電を買い換えたかな」と原因を探ることもできるため、長期的な目線でも記録するようにしましょう。光熱費を抑えるために物件探しでおさえておくべきポイントそれぞれの節約ポイントをご紹介しましたが、こちらでは物件探しの段階からできる光熱費を抑えるポイントについてご紹介していきます。住むところによって水道光熱費が変わる水道の事業は各自治体で運営されているため、水道代も自治体によって異なります。 まったく同じように使用していても料金に差が出てしまうのはこれが理由ですので、物件探し前に各自治体の水道料金の目安を知っておくこともポイントと言えるでしょう。 また、物件の構造によって外気の影響を受けやすいこともあるため、気になる方は気密性の高い物件が比較的多い築浅物件から探すのも良いでしょう。プロパンガスは高い傾向にある家庭向けのガスには、都市ガスとプロパンガスといった種類がありますが、プロパンガスの方が都市ガスに比べて2倍程度ガス代が高くなる傾向にあります。 物件探しで迷っている場合は、都市ガスの物件を選んでおく方が無難であると言えるでしょう。まとめ本記事では、毎月発生する水道光熱費とはどのようなもので、平均いくらくらいかかるのか、電気代やガス代、水道代それぞれの節約方法についてご紹介してまいりました。 水道光熱費のうち、電気やガスなどの利用料をまとめたものが光熱費であり、これらに水道を含めると、生活する上で欠かすことのできないライフラインとなります。 一人暮らしの光熱費や水道費の平均的な料金相場は以下の通りです。 電気代:5,683円 ガス代:3,792円 水道代:1,947円 その他光熱費:275円 ※総務省統計局が実施している2022年の家計調査(家計収支編)の結果水道光熱費は物件探しから抑えるための工夫が可能です。 下記のようなポイントに注意しながら、物件を探してみてはいかがでしょうか。 ● 住むところの水道光熱費の傾向を知っておく ● プロパンガスをなるべく避ける
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2023.05.15 2024.11.14
1DKとは?1Kや1LDKとの違いや1DKのタイプごとの特徴
これから引っ越しを考えている人の中には、間取りについて詳しくない方もいらっしゃるかと思います。 一人暮らし向け物件の中にはワンルームをはじめ、1DKや1K、1LDKなどがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。 本記事では、1DKの間取りとは何か、1Kや1LDKとの違いや1DKをタイプごとに間取り画像と併せてご紹介していきます。 目次 1. 1DKをはじめ、1Kや1LDKの間取りの違いとは? 1-1. 1DKの特徴 1-2. 1Kの特徴 1-3. 1LDKの特徴 2. 1DKの間取りタイプごとの特徴 2-1. 長方形タイプの1DK 2-2. 台形タイプの1DK 2-3. 居室がベランダ側にある1DK 2-4. 居室が間にある1DK 2-5. 部屋からベランダに出ることができる1DK 3. まとめ 1DKをはじめ、1Kや1LDKの間取りの違いとは?それぞれの間取りの特徴を見ていく前に「D」や「K」などのアルファベットの意味について簡単にご紹介していきます。 Kはキッチンのことを指し、Dはダイニング、Lはリビングのことを指します。 キッチンも居住スペースも1つの部屋にまとめられている間取りをワンルームと呼び、キッチンやダイニング、リビングなどを別の部屋として設けている間取りを1Kなどと呼びます。 また、本記事でご紹介していく1DKの広さの目安についてもおさえておくことで物件探しのヒントになることかと思います。 1DKとして掲載されている物件の中にも広さの差があり、〇平米(cm2)といったように記載されています。 1DKの間取りとして25平米は少し狭く、35平米は平均的であり、40平米以上は余裕があるようなイメージを持っていただくと問題ないでしょう。1DKの特徴1DKはダイニングキッチンが居住スペースと独立している間取りのことを指します。 1部屋とは別にダイニングキッチンスペースがだいたい4.5~8畳未満となっております。 就寝スペースを分けることができるため、ダイニングキッチンに食事をとる用のテーブルや食器棚を置いたり、冷蔵庫や電子レンジなどの家電を置いたりすることができます。 ただし、1DKと言ってもダイニングキッチンのスペースは4.5~8畳と幅が設けられているため、同じ1DKでもゆったりできる間取りもあれば、狭く感じる間取りもあると言えます。 1DKの物件を選ぶ際には、ダイニングキッチンをどのように使用するかを考え、必要に応じてエアコンなどの空調設備が設置できるか、来客用に少し大きめのテーブルを用意することはできるのかといった点も確認しておくと良いでしょう。1DKと1Kの違い1Kの間取りの特徴については後述しますが、1DKとの大きな違いはキッチンのある部屋の大きさです。 1DKはキッチンとダイニングをひとつのスペースに有しており、先述した通り4.5~8畳程度の広さであることから、ダイニングテーブルを設置しておけば料理と食事の両方をする部屋として活用することが可能です。 一方で1Kは4.5畳未満となっていることから、ダイニングテーブルの設置は難しいと言えるでしょう。1DKと1LDKの違い1DKと1LDKの違いも、1Kと同様に広さの違いが大きいと言えます。 1DKでは料理と食事ができるような広さでしたが、1LDKの場合はキッチンやダイニングに加えてリビングとしても活用することができます。 そのため、テレビをはじめ、各家具なども設置することでよりゆったりとしたお部屋として使うことができるでしょう。1Kの特徴1Kの物件は駅近や人気エリアなどにも多いことから、利便性だけではなく固定費を抑えたいという方にもおすすめの間取りであると言えます。 同じく固定費を抑えられる間取りとしてワンルームが挙げられますが、キッチンや洗面所なども居住スペースと区切られていないためニオイなどを気にする方もいらっしゃる傾向にあります。 一方で、1Kはキッチンや洗面所、玄関などと居住スペースが分かれているため、先述したようなストレスを感じやすい方にはおすすめであると言えるでしょう。 基本的にコンパクトにまとまった物件が多いため、収納などの工夫が必要ですが、物件数が多いことから、様々な収納術が紹介されているので参考にしてみると良いかもしれません。1LDKの特徴1LDKの最大の特徴はメインとなるリビング・ダイニング・キッチンスペースがまとまった部屋が広いことが挙げられます。 料理と食事とくつろぐスペースが一つにまとめられているため、もう1部屋を寝室にしたり、作業部屋にしたりするなど、ライフスタイルに合わせることができます。 自宅に人を招くことが多い場合や家具や家電にこだわりがある方、これから同棲をする方などにおすすめの間取りであると言えるでしょう。 1LDKは1Kや1DKに比べて家賃が高い傾向にあり、部屋が広ければその分光熱費も高くなってしまうため、固定費が割高になってしまうことが注意点として挙げられます。 固定費を抑えつつ、1Kよりもゆったり暮らしたいと言う方には、今回取り上げている1DKがおすすめです。1DKの間取りタイプごとの特徴同じ間取りでも、建物の構造や部屋の導線設計などによっても造りは異なります。 1DKも同様ですので、ここからは1DKの間取りタイプごとの特徴について見ていきましょう。長方形タイプの1DK長方形タイプの1DKは図のように玄関と居室が両端にある場合と、廊下が無く中央のDKスペースに玄関がある場合などがあります。 長方形タイプは部屋の真ん中に家具を置くと少し狭く感じてしまうため、なるべく壁側に家具を寄せるなどで、広く見せる工夫をすると良いでしょう。 図のようなタイプは玄関からDKや居室が見えない間取りになっているため、各部屋をあまり見られたくない方にはおすすめですが、廊下がある分専有面積に対しては少し狭く感じることもあるので注意しましょう。台形タイプの1DKこちらは少し変わった形の間取りで、台形タイプの1DKです。 土地や建物の構造に合わせて間取りが考えられるため、少しでも広く使えるようにこういった間取りも少なからず存在します。 このような間取りタイプには、右下にあるような三角の角ができたりすることがあり、壁で角を見えないようにすることもありますが、こういったデッドスペースは収納スペースとして活用すると良いでしょう。 変形タイプは敬遠されやすいため、似た物件に比べて少し安めに掲載されていることもあるので、変わった形でも気にならない方や上手く活用してみたいという方にはおすすめです。居室がベランダ側にある1DK居室がベランダ側にある1DKの場合、来客に見られる心配が少なくなるため、プライベートな空間を見せたくない方にはおすすめの間取りです。 この図のような間取りの場合は、DKが少し広めですので、ダイニングテーブルとテレビなどをおいてくつろぐこともできるでしょう。 居室側にベランダがあることで、洗濯物が来客に見られる心配もありません。 また、DKにも居室にも自然光が入る間取りであるため、1日中暗くなることもないでしょう。居室が間にある1DK居室が間にある1DKは各部屋などの使い方が重要です。 こちらの間取りでは奥側に居室があり、居室から洗面所やトイレ、浴室につながっています。 居室が比較的小さめの間取りであることから、ベッドとちょっとした家具程度のレイアウトになるかと思いますが、DKが広めですので、普段ゆったりするのはDKスペースになるでしょう。 2部屋からベランダに出ることができる1DK2部屋からベランダに出ることができる1DKの特徴としては、自然光がたっぷりと部屋内に取り込まれるため、1日中明るい空間で過ごすことができる点です。 ほとんどの場合DK側や玄関側に洗濯スペースが設けられているため、DKからベランダに出ることができれば、洗濯物を干すまでの導線が通りやすいと言えるでしょう。 また、居室からベランダに出ることができる場合は、掛け布団などを外に干すのも億劫になりづらく、換気もしやすいため、部屋内の空気を新鮮に保つことができます。まとめ本記事では、1DKの間取りとは何か、1Kや1LDKとの違いや1DKをタイプごとに間取り画像と併せてご紹介してまいりました。 1DKのKはキッチンのことを指し、Dはダイニングのことを指します。 ダイニングキッチンが居住スペースと独立している間取りのことを1DKと呼びますが、1DKと言っても何平米なのかによって、広さはもちろん異なります。 25平米は少し狭く感じ、35平米は平均的、40平米以上は余裕があるといったイメージです。居室とは別に、ダイニングキッチンスペースが4.5~8畳未満となっており、就寝スペースや作業部屋として部屋を分けることができます。 もちろん1LDKの方がゆったりと過ごせますが家賃が高くなる傾向にあるため、固定費を抑えつつ、1Kよりもゆったりとした暮らしを送りたいと考えている方には、1DKがおすすめであると言えるでしょう。
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2023.03.28 2024.11.14
敷金・礼金とは?それぞれの違いや相場、トラブルの事例をご紹介
賃貸物件を契約する際の初期費用としてよく見る敷金や礼金について、よくわからないという方もいらっしゃるかと思います。これから引っ越しを検討している人も気になる初期費用として、本記事では敷金と礼金について、それぞれの違いや相場、トラブルの事例をご紹介していきます。 目次 1. 賃貸契約の初期費用である敷金や礼金とは 1-1. 敷金とは 1-2. 礼金とは 1-3. 敷金と礼金の違い 2. 敷金と礼金の相場 3. 敷金・礼金ゼロのゼロゼロ物件 4. 注意が必要な敷金に関するトラブル事例 4-1. 退去時のクリーニング費用 4-2. 違約金が設定されている 4-3. 鍵交換費用の相場が高く設定されている 5. 契約時には敷金や礼金の安さだけにこだわらない 6. まとめ 賃貸契約の初期費用である敷金や礼金とは敷金や礼金は、賃貸契約の初期費用のひとつとしてよく知られていますが、詳しくはわからないという方もいらっしゃるかと思います。また、一部のエリアでは敷金や礼金が設けられず、代わりに保証金などが設定されていることもあります。敷金や礼金とはそれぞれどういったものであるか、違いについても見ていきましょう。敷金とは敷金とは、賃貸物件を借りる際、貸主側に預ける担保の意味合いを持つ預け金のようなものを指します。預け金であるため、退去時に家賃の未払いや原状回復費用が発生していなければ、全額返金されることもあるのが敷金の特徴です。原状回復が必要な場合は、敷金から原状回復にかかった費用を差し引いて、残った分だけ退去時に返金されます。これまで敷金は、退去時の修繕に使用すると認識している方もいらっしゃったかと思いますが、2020年の民法改正により、民法第622条の2にて、通常の生活を送る上で発生した損傷においては原状回復を行う義務はないと明記されるようになりました。通常の生活を送る上で発生する損傷の例としては、家電の電気ヤケや家具の設置による床のへこみなどが挙げられます。しかし、タバコやペットの飼育によるニオイや汚れといった損傷は、原状回復の義務を負う対象ですので、敷金から差し引かれてしまうため注意しましょう。礼金とは礼金とは、賃貸契約を行う上で貸主側に対して謝礼の意味合いで支払う費用を指します。あくまでお礼金であるため、退去時などに返金されることはありません。礼金の始まりには諸説ありますが、賃貸物件が少なかった時に貸してくれたことに対してのお礼として支払ったことが、礼金の始まりとされております。賃貸物件が少ないといったことがない現在でも、根強くその習慣が残っているエリアも多いと言えます。敷金と礼金の違い敷金と礼金の違いについてわかりやすいように表で簡単にまとめておきます。 種別 内容 敷金 貸主側に預ける担保、預け金のようなもの 原状回復の必要がなければ退去時に全額返金される 礼金 貸主側に対するお礼金のようなもの 返金されることは無い 敷金と礼金の相場敷金や礼金は貸主側がある程度自由に決めることができ、もちろん地域差があるものの、1~2ヶ月分で設定している場合がほとんどであると言えるでしょう。しかし、ファミリー向けの賃貸物件やペットを飼う場合には、少し高めに設定されている傾向にあり、2~3ヶ月分に設定されていることもあります。反対に、敷金や礼金といった初期費用をどちらも0円に設定している「ゼロゼロ物件」も存在しています。敷金・礼金ゼロのゼロゼロ物件敷金や礼金が0円に設定された賃貸物件、いわゆるゼロゼロ物件というものがありますが、初期費用を抑えられることからも注目されやすい傾向にあると言えます。ゼロゼロ物件を掲載できるのには理由があり、例えば築年数や設備が古かったり、人気のエリアから少し外れていたりといったことが挙げられます。人気のエリアや利便性は二の次で、とにかく初期費用を抑えたいといった方に人気の賃貸物件です。しかし、それなりに理由があることも多いため、ゼロゼロ物件で検討している方は内見を行い、なぜゼロゼロ物件なのか確認しておくことが大切です。初期費用を抑えることができるという理由から注目されているゼロゼロ物件でも、全く初期費用が発生しないという訳ではありません。ゼロゼロ物件と言っても、物件によっては退去時に発生するクリーニング費用が入居時に求められることがあり、その相場は家賃の1ヶ月分程度であることが多い傾向にあります。また、敷金も0円ということは、退去時に原状回復が必要な場合に、別途で原状回復費用を支払う必要があるため注意しましょう。注意が必要な敷金に関するトラブル事例敷金は返金されることがあるため、その返金費用などをもとにトラブルが発生することがあります。ここからは、敷金に関するトラブル事例を一部ご紹介しますので見ていきましょう。退去時のクリーニング費用退去時のクリーニング費用が、敷金から差し引かれて返金されるケースがあります。通常は貸主側が退去時のクリーニング費用を出しますが、契約書の内容によってはクリーニング費用が借主負担で発生する可能性があります。また、契約書の内容にもよりますが、どれだけ入居時に近い状態まで自分で清掃していたとしても、クリーニング費用が発生してしまうこともあるため、退去時には契約書の確認もしておきましょう。このようなトラブルに巻き込まれないためには、契約前にしっかりと各契約書に目を通しておき、不明点は契約前に確認しておくことが大切です。違約金が設定されているゼロゼロ物件などで見かけられるトラブル事例として、違約金が設定されているケースがあります。ゼロゼロ物件など、敷金が0円に設定されている場合、担保が無いことと同じであるため、貸主側にとってはリスクが大きいものであるとも言えます。初期費用を割安にしている分、短期間での退去は貸主側が赤字になってしまう理由にもなることから、違約金が設定されていることもあるため注意が必要です。ただし、違約金を設ける場合は、賃貸借契約書と重要事項説明書に記載し説明することが貸主側に義務付けられており、事前に知らされるものであることから、短期間で退去の可能性がある場合は慎重に選ぶと良いでしょう。トラブルにならないように、契約時の書類や説明はしっかりと確認しておくことが大切です。鍵交換費用の相場が高く設定されているこちらもゼロゼロ物件などの初期費用を抑えている物件で見かけられるトラブル事例ですが、鍵交換費用の相場が高めに設定されているケースがあります。通常、借主側が入居時に鍵の交換を行います。鍵のタイプにもよりますが、1~3万円程度が相場である鍵交換の費用が相場よりも高めに設定されていることもあるため、事前にどれくらい必要なのか確認しておくことも大切です。契約時には敷金や礼金の安さだけにこだわらない賃貸物件を費用を抑えて選ぶ際には、敷金や礼金がゼロに設定されているゼロゼロ物件だけに目を付けるのではなく、総合的に判断することが大切です。その中でも敷金は担保の役割を持ち、返金されることもあるため、ある程度は許容しても良いものと考えましょう。とは言え、初期費用の予算によっては敷金も0円に設定されている賃貸物件を選びたいということもあります。初期費用が低い物件は違約金が設定されていたり、その他に必要な費用が相場よりも少し高く設定されていることもあるため、初期費用を抑えたい場合はこのようなポイントを押さえておくようにしましょう。契約内容をしっかりと理解した上で、自分に合った物件を契約することが大切です。まとめ本記事では、敷金と礼金それぞれの違いや相場、トラブルの事例についてご紹介しました。敷金とは、貸主側に預ける担保の意味合いを持つ、預け金のようなものを指すため、家賃の未払いや原状回復費用が発生していなければ、退去時に全額返金されることもあります。一方で、礼金は貸主側に対して謝礼の意味合いで支払う費用を指すため、退去時などに返金されることが無いのが特徴です。ファミリー向けやペット可など、条件によっては2~3ヶ月分に設定されていることもありますが、一般的にはそれぞれ家賃の1ヶ月分程度に設定されています。賃貸物件の中には、「ゼロゼロ物件」と呼ばれる、敷金や礼金を0円に設定している物件もあり、初期費用を抑えられることから人気もありますが、人気エリアには無かったり、設備が古かったり、初期費用以外が相場よりも高めに設定されていることもあるため注意が必要です。敷金や礼金が0円に設定されているゼロゼロ物件だけに目を付けるのではなく、賃貸物件を選ぶ際には、総合的に判断するようにしましょう。
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2022.11.01 2024.11.14
一人暮らしのメリットとデメリットとは?デメリットの対処法も解説
一人暮らしにはメリットが多く、楽しみにしている方がほとんどかと思います。しかし、中には一人暮らしをすることにデメリットは無いかと、悩んでいる方もいるでしょう。本記事では、一人暮らしのメリットだけではなく、デメリットやその対処法についてもご紹介していきます。 目次 1. 一人暮らしのメリットとは 1-1. 自由な暮らしができる 1-2. 好きな地域や利便性の高い地域に住める 1-3. 部屋を自分好みにコーディネートできる 1-4. 人を招きやすく、外泊も自由 1-5. 生活するための力が身に付く 1-6. 趣味や仕事に没頭できる 1-7. マイペースに生活できる 1-8. 親のありがたみが実感できる 2. 一人暮らしのデメリットとは 2-1. 不規則な生活になりやすい 2-2. 生活費が足りなくなってしまうことがある 2-3. 家事全般を自分で行う必要がある 2-4. 防犯対策が必要 2-5. 寂しさを感じる 2-6. いざというときに頼れる人がいない 3. デメリットの対処法 3-1. 一人暮らしに向いている人 3-2. 一人暮らしに向いていない人 4. まとめ 一人暮らしのメリットとは一人暮らしにはさまざまなメリットがあり、学生をはじめ社会人も一人暮らしをしたいと考えている方が多い傾向にあります。はじめに一人暮らしの具体的なメリットについてご紹介していきます。自由な暮らしができる現在実家に住んでいる方の場合、実家から出て一人暮らしすることになると、自由な生活ができることが大きなメリットと言えます。実家では複数人で暮らすことから、お風呂やごはんの時間がある程度決まっていることもありますが、そういった時間を自分で自由に決めることができます。また、隣人に迷惑が掛からなければ夜更かしもできたり、一人だけの家になるためプライベートな空間をより大事にすることができたりすることもメリットと言えるでしょう。好きな地域や利便性の高い地域に住める一人暮らしをすることで、自分のライフスタイルに合わせて住みたい地域が選べます。学校や職場の近くなど、例えばこれまで片道1時間以上かかっていた道のりが、往復で1時間になるような地域を選ぶことで、日々の自由な時間を1時間も確保することができるようになります。また、小さい頃に住んでいて知り合いがいる地域を選んだり、住んでみたかった地域に短い期間だけ住んでみたりといった選択も可能になります。関連記事:一人暮らしの場所選びとは?初めてなら必見の選び方のポイント部屋を自分好みにコーディネートできる実家暮らしの場合、自分だけの部屋ではなく、兄弟・姉妹の趣味などが混ざった部屋になったり、他の家族の荷物が置かれたりと、自分好みの部屋にできない方も多かったのではないでしょうか。一人暮らしでは自分の好みに合わせて部屋をコーディネートできるため、欲しかった家具や家電を置くことができたり、部屋を常に自分の好みにしておくこともできるでしょう。また、コーディネートが難しい畳部屋をお部屋選びの時点で避けることも可能です。人を招きやすく、外泊も自由実家暮らしの場合は、友達を家に招き入れるのにも、家族に許可を取らないといけない家庭が多い傾向にあります。そのような家族への気遣いが不要になることも、一人暮らしのメリットと言えるでしょう。家族の許可がいらないため、気兼ねなく人を呼ぶことができます。また、外泊も自由にできるようになるため、これまでそのような誘いを断っていた方も参加できるようになります。生活するための力が身に付く一人暮らしをすることで、今まで家族がやるか、一部だけ自分でしていた家事もすべて自分ですることになります。学校や仕事と家事を両立していくうちに、家事にも慣れ、生活能力が身について自立した人になるでしょう。また、バイトや仕送りといった収入や、家賃や光熱費、接待交際費といった支出の管理なども自分で行う必要があります。これまで、あまり気にしていなかったお金のやりくりについても、自分で管理することで、計画的に貯金、節約するようになるなど、金銭管理能力も身に付くでしょう。将来、家庭を持ったときに役立ったり、周りからも自立した人という印象を持ってもらえたりと、大変ではありますが十分なメリットがあると言えます。趣味や仕事に没頭できる一人暮らしの場合、居住空間を完全に自由に自分のために使うことができるため、趣味や仕事のスペースとして最大限に活用できます。部屋中に趣味のグッズを展示してみたり、仕事用にスタンディグデスクやキャビネット、大型モニターを設置してみたりと、自分のことだけに没頭できる環境が作れるでしょう。マイペースに生活できる他人と同じ空間で生活する場合、お互いに快適に暮らすために気を遣う必要があります。しかし、一人暮らしの場合は家の中で誰に迷惑がかかるということもないため、起きる時間や寝る時間を気にする必要もありません。また、パジャマのまま一日中過ごしたり、暑い時は下着姿で生活したりと、周りの目を気にする必要もないため、マイペースに思うままの生活が送れます。親のありがたみが実感できる実家暮らしから一人暮らしに変化した場合、親のありがたみが実感できるというメリットも大きいでしょう。今までご飯の用意や掃除洗濯などの家事を任せていた人ほど、全て自分でやらなくてはいけない環境に身を置くと親のありがたみが実感できます。親への感謝を忘れずに久しぶりに会った際には、お礼を伝えるなど親孝行をしてみるのも良いでしょう。関連記事:">京都の賃貸物件 一人暮らしにおすすめのエリアをご紹介一人暮らしのデメリットとは一人暮らしで得られるメリットについては把握できたかと思います。メリットばかりではなく、もちろんデメリットもありますので、ここからは一人暮らしのデメリットについてご紹介します。不規則な生活になりやすい一人暮らしは解放感がある反面、羽目を外し過ぎて夜更かしばかりしてしまったり、過度な飲食をしてしまったりと不規則な生活に陥りやすいため注意が必要です。生活リズムが乱れてしまうと心身の不調につながりかねないため、普段は規則正しい生活を送るように心掛けることも大切です。生活費が足りなくなってしまうことがあるお金の管理に慣れていないと、散財してしまったり、日々の支出が思っていたよりも重なってしまっていたりして、生活費が足りなくなってしまうことがあります。特に引っ越し直後は、引っ越しでお金がかかったり、生活費がどのくらい必要なのか把握できなかったりするため、自由に使えるお金がどのくらいあるかわかりにくいです。一人暮らしを楽しむことばかり優先し過ぎないようにし、安定してくるまでは常に余裕を持った生活を心掛けるようにしましょう。家事全般を自分で行う必要があるこれまでは分担していたり、他の家族がやってくれていたりした家事も、自分でしなければ部屋の中が汚れていってしまうといったデメリットがあります。部屋が汚れていると心身にも良くないため、計画的に家事をする時間を設けるようにするなど、工夫するようにしましょう。防犯対策が必要あまり向き合うことのなかった防犯対策についても、一人暮らしをする上では重要になってくることでしょう。お部屋探しでは、オートロックや防犯カメラといった防犯対策がなされている物件を探すことも大切です。このような設備面はもちろん、外出時・在宅時問わず鍵を閉めるようにしたり、来客時にはチェーンを掛けたまま応対するようにしたりと、日ごろの自分の行動でも気を付けるようにしましょう。寂しさを感じる生活空間内に自分以外の人がいないと、話し相手がおらず人の温もりを感じることもないため、寂しさを感じることも多いでしょう。寂しさに強い人は問題ありませんが、寂しがり屋の人であれば近所に友人を作ったり、くだらない内容でも気軽に電話できる相手を探したりと、寂しさ対策を取る必要があります。いざというときに頼れる人がいない体調を崩してしまったり水漏れや水道管の故障などのトラブルが発生したりした場合に、頼れる相手がいないため自分一人で対応する必要があります。その道のプロに依頼する方法もありますが、時間やお金がかかってしまうので迅速には対応してくれません。逆に考えると、一人で生活をする逞しさが身につけられるという側面もあるため、逆境をバネに生活力を鍛えてみましょう。デメリットの対処法デメリットは、それぞれ対処することが可能です。特に、「普段は規則正しい生活を心掛ける」「計画的な生活力を身につけるように心掛ける」の2点に注意することが、デメリットの対処法となりえます。羽目を外し過ぎると、生活費が無くなってしまったり、生活リズムが乱れてしまって勉強や仕事に支障をきたすといったデメリットがあります。楽しむときは楽しめるように、普段は規則正しい生活を心掛けることが大切です。また、生活する上でのお金のやりくりや家事は、一人暮らしをはじめた最初の頃は馴染みがなく、失敗することも多いかもしれません。最初に家賃や光熱費、食費や通信費などといった必要なお金を抜いておくようにし、残りを趣味や息抜きのお金にまわすなど、計画的なお金のやりくりを心掛けることが大切です。自炊では作り置きをすることで節約にもなり、また計画的に洗濯や掃除などの家事をすることで生活力も身に付くようになります。慣れてくると一人暮らしがより一層楽しくなりますので、普段から規則正しく計画的に暮らすようにしましょう。一人暮らしに向いている人以下のような特徴がある人は一人暮らしに向いているといえるでしょう。・他人に気を遣わずに生活したい・自分だけの空間を大切にしたい・生活習慣が不規則・一人で生きていく力をつけたい一人暮らしをするということは同じ空間に住んでいる人がいないということなので、他人に気を遣いたくない、自分一人で生きていく力を身につけたいという人は一人暮らしがおすすめです。一人暮らしに向いていない人一方で、以下のような特徴がある人は一人暮らしに向いているとはいえないかもしれません。・自分を律することが苦手・寂しがり屋・生活力が極端に低い生活空間内に他人がいないということは寂しくもあり、いざというときに頼れる人もいないため、寂しがり屋の人や自分で自分を律することができない人、生活力が低く家事が苦手な人にとっては、一人暮らしは苦痛かもしれません。まとめ一人暮らしのメリットやデメリットをはじめ、デメリットの対処法についてもご紹介してまいりました。一人暮らしには、実家暮らしでは得ることが難しい以下のようなメリットがあります。 自由な暮らしができる 好きな地域や利便性の高い地域に住める 部屋を自分好みにコーディネートできる 人を招きやすく、外泊も自由 生活するための力が身に付くしかし、メリットばかりに気を取られてしまうと思わぬ失敗を起こしてしまうかもしれませんので、以下のような一人暮らしのデメリットについて、しっかりと把握しておきましょう。 不規則な生活になりやすい 生活費が足りなくなってしまうことがある 家事全般を自分で行う必要がある 防犯対策が必要デメリットと上手に付き合うには、楽しむときは楽しめるように普段は規則正しい生活を送り、お金のやりくりや家事を計画的にこなすことが大切です。
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2022.09.27 2024.11.14
1R~4LDKの間取りの種類と特徴とは?L・D・Kの意味も解説
賃貸物件を探す際に間取りは重要なポイントです。 しかし、間取りにも1R~4LDKまで種類は様々あり、それぞれの間取りには特徴もあります。また、間取りに記載されているL・D・Kなどのアルファベットの意味などもしっかり理解しておくことで、よりイメージもしやすくなるでしょう。本記事では、間取りタイプの種類やL・D・Kなどの意味や特徴についてご紹介していきます。 目次 1. はじめに間取りのL・D・Kの意味とは? 1-1. LDKとDK違いとは 1-2. LDK以外に使用されるアルファベットの意味 2. 1R~4LDKの間取りの種類と特徴 2-1. 1R 2-2. 1K 2-3. 1DK 2-4. 1LDK 2-5. 2DK 2-6. 2LDK 2-7. 3DK 2-8. 3LDK 2-9. 4DK 2-10. 4LDK 3. まとめ はじめに間取りのL・D・Kの意味とは?はじめに間取りに記載されているアルファベット、L・D・Kの意味についてご紹介します。L(Living)リビングLはリビングのことを指し、居間とも呼びます。一般的にテレビやソファ、ローテーブルを設置して、居住者が談笑したりくつろいだりする部屋として用いられます。D(Dining)ダイニングDはダイニングのことを指し、食事をするスペース・部屋として用いられます。K(Kitchen)キッチンKはキッチンのことを指し、調理スペース・台所として用いられます。他にもよく見るアルファベットにRがありますが、ルーム(Room)のことを指します。Rは基本的に1R以外で使用することはありません。また、2LDKのように先頭の数字は部屋の数を表しており、2LDKであれば、LDKとは別に2部屋用意されているという意味となります。LDKとDK違いとはLDKとDKには広さの目安があり、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会によって定められています。DKはダイニングスペースとキッチンの機能が併存している1部屋のことを指し、LDKはリビングとダイニングとキッチンスペースの機能が併存している1部屋のことを指します。また、それぞれ居室の数によっても最低限必要な広さは変わってくるため、下記の表をご参考ください。 出典元:公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会(https://www.sfkoutori.or.jp/jireikoukoku/tokuteiyougo-shiyokijun/) 居室(寝室)数 DK LDK 1部屋 4.5畳 8畳 2部屋以上 6畳 10畳 LDK以外に使用されるアルファベットの意味間取りでよく見るLDK以外のアルファベットについても押さえておきましょう。見やすいように、先述したL・D・Kなども含めて、下記表にまとめます。 アルファベット 読み方 意味 R ルーム 個室・居室 L リビング リビングスペース(居間) D ダイニング ダイニングスペース(食事室) K キッチン キッチンスペース(台所) S サービスルーム 採光基準を満たしていないため、法律上では居室として認められない部屋のこと。 1SLDKといったように記載される。 ※NやDENとも記載されることがあります。 RF ロフト ロフトまたは小屋裏収納とも言う。 法律上では居室として認められない部屋のことを指し、居室のように使用することを目的としている場合は高さを広くしていることが多い。 CL クローゼット クローゼット、収納スペース WIC ウォークインクローゼット 歩いて入り込むことができるクローゼット、収納スペース 3LDK+WICといったように記載される。 SB シューズボックス 靴箱、下駄箱 SIC シューズインクローゼット 歩いて入り込むことができる靴箱、下駄箱 3LDK+WIC+SICといったように記載される。 1R~4LDKの間取りの種類と特徴間取りを構成するアルファベットや数字について理解できたところで、こちらでは1R~4LDKの間取りの種類とその特徴についてご紹介していきます。1R1Rは玄関、キッチン、居室が一体となったシンプルな間取りです。 玄関から部屋の中が見えることが嫌だと感じる方はパーテーションなどで仕切る必要がありますが、1Kや1DKよりも家賃設定は安いことが多いため、固定費を抑えたい方にはおすすめです。 1Rにおすすめの方:一人暮らし1K1Kは1Rの間取りと違って、キッチンと玄関は居室と分けられており、一人暮らし向けの賃貸マンションに多い間取りです。 料理は良くするけど、居室に料理の臭いが入り込まないようにしたいといった方にはおすすめです。 1Kにおすすめの方:一人暮らし1DK1DKは居室とキッチンスペースが分かれており、キッチンと同じ空間で食事ができるようにダイニングの機能が併存している間取りです。 大きいサイズは難しいですが、二人用サイズであればダイニングテーブルをおくことも可能です。 カップルや新婚といった初めての二人暮らしにはおすすめと言えるでしょう。 1DKにおすすめの方:一人暮らし、二人暮らし1LDK1LDKはDKのスペースが広くなり、リビングとしても使用できる間取りです。 ダイニングテーブルとは別に、テレビやソファ、ローテーブルなどを設置してくつろぐことも可能です。 二人暮らしはもちろん、乳幼児のいるご家庭にもおすすめです。 1LDKにおすすめの方:一人暮らし、二人暮らし2DK2DKは1DKよりも1部屋多い間取りで、お互いのプライベートな空間を確保したい方や、寝室とは別に部屋がほしいといった方におすすめの間取りです。 2DKにおすすめの方:二人暮らし、ファミリー、ルームシェア2LDK2LDKは2DKからリビングスペースが増えるため、リビングに集まりやすく、家族が揃ってくつろげるといった特徴があります。 家族の時間を大切にしたいファミリー向けであると言えます。 2LDKにおすすめの方:二人暮らし、ファミリー、ルームシェア3DK3DKはダイニングキッチンとは別に3部屋用意されているため、子ども部屋として使うことも可能です。 田の字型の間取りが多く、ダイニングキッチン横の部屋を常に空けておくことで、リビングのようにすることも可能です。 3DKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア3LDK3LDKは共有部分が広いだけではなく、別に3部屋も用意されているため、4人家族で2つを子ども部屋、1つは夫婦の寝室のように使うことが可能です。 子どもの成長に合わせて引越しをする必要は無い間取りとも言えます。 3LDKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア4DK4DKはプライベートが確保された部屋が4つあるため、子どもが3人以上いるご家庭や複数人のルームシェアにおすすめの間取りです。 人数も多くなってくるため、共有部分は少し狭く感じるかもしれません。 4DKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア4LDK4LDKはリビングスペースと別に4部屋も用意された間取りです。 ファミリーやルームシェアはもちろん、2世帯家族も可能な間取りとなり、各部屋を仕事部屋や客間、介護用など、様々な使い方ができるといった特徴もあります。 人数が多くても共有部分に集まってくつろぐこともできるため、プライベートな時間だけではなく、家族の時間も大切にしたいといった方におすすめです。 4LDKにおすすめの方:ファミリー、ルームシェア、2世帯まとめ間取りタイプの種類やL・D・Kなどの意味、特徴についてご紹介してまいりました。 Lはリビングや居間のことを指し、Dは食事をするスペースのダイニングを指し、Kはキッチン(台所)のことを指します。 2LDKの場合、リビングとダイニングとキッチンの機能が1つの部屋に併存している部屋とは別に2つ部屋がある間取りとなります。 他にも間取りに使われるアルファベットはありますが、これらも知っておくことでお部屋探しに役立つことでしょう。 各間取りの特徴やどういった方におすすめなのか気になった方は、本記事を見返して参考にしてみてください。
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2022.08.24 2024.11.14
賃貸契約の入居審査に必要な書類や落ちる理由、落ちないコツをご紹介
賃貸契約では入居後のトラブルを防止するために入居審査が行われますが、審査と言うことから、何らかの理由で落ちてしまうこともあります。一人暮らしをはじめ、引越しをお考えの方の中には、どのように入居審査が行われるのか、入居審査に落ちないためにはどうすれば良いのかなどについて、知りたい方もいらっしゃることでしょう。本記事では入居審査に必要な書類や落ちる理由、落ちないためのコツについてご紹介していきます。 目次 1. 賃貸契約前に行われる入居審査とは? 2. 入居審査ではどのようなことをチェックされる? 3. 入居審査で必要な書類 4. 入居審査に落ちる人の特徴 4-1. 収入などの支払い能力 4-2. 身だしなみや態度など、人柄がよくない 4-3. 家族関係にない複数人での同居 4-4. クレジットカードなどで過去に滞納したことがある 5. 入居審査に落ちないようにするためのコツ 6. まとめ 賃貸契約前に行われる入居審査とは?そもそも賃貸契約前に行われる入居審査とは何かについて見ていきましょう。賃貸契約前に行われる入居審査とは、貸主(大家さん)のリスク軽減を目的として行われます。マンションやアパートといった賃貸物件の契約前に、入居者が設備や備品を壊したり住民同士のトラブルを起こしたりするような非常識な人では無いか、支払い能力があるか、などを確認します。これらの挙げたことに対して問題がある入居者の場合、賃貸契約後に大家さんが赤字になってしまうなどのリスクが発生してしまいます。そうならないためにも入居審査を事前に行って、貸主側の不安要素を減らすことを目的として行われているのです。入居審査ではどのようなことをチェックされる?入居審査の際にチェックされるポイントについてご紹介していきます。先述した通り、入居者の支払い能力やトラブルを起こさないかなどの人間性などを入居審査では見られます。入居者の支払い能力とは、入居後にしっかりと家賃などを支払ってくれるのかの判断材料になります。ただし、支払い能力と言っても単純に年収だけで決めつける訳ではありません。年収の他にも、どのような職業なのかや勤続年数、家族構成や年齢など、様々な要素から見ていきます。年収以外の要素として一般的に入居審査に通りやすいとされるのは、信用度の高い職業、公務員や大企業に勤めている会社員などが挙げられます。次に入居者の人間性として、人柄や性格などが見られることについて説明していきましょう。賃貸物件は複数の部屋が集まっている集合した住宅ですので、当然同じ賃貸物件内で顔を合わせることもあります。例えば自分が賃貸マンションに住んでいて、隣にマナーの悪い人が引っ越してきたとします。共用部分である廊下の前には物が散乱していたり、夜遅くまで騒いでいたり、テレビやゲームの音が聞こえてきたり、ゴミ出しなどのルールが守られていなかったりなど、様々なトラブルに発展しかねません。また、トラブルだけではなく、そういった方が隣に住んでいることを考えると他の賃貸物件に引っ越すことも考えるでしょう。このように、支払い能力があっても人間性を考慮しないということは、大家さんからするとリスクになると言う訳です。入居者に長く心地よく住んでもらうためにも、賃貸契約前の入居審査は必要であることがわかります。入居審査で必要な書類入居審査で必要な書類として挙げられるのは下記です。 入居申込書 所得を証明する書類(源泉徴収票や給与明細のコピーなど) 身分証明書(免許証のコピーなど) 住民票 印鑑証明 連帯保証人に関する書類(収入証明や印鑑証明など)このように、入居者と連帯保証人の収入や身分を証明する書類が必要になります。特に連帯保証人に関する書類は自分で用意することができないため、早めに必要なことを伝えておきましょう。入居申込書に記載する情報は、入居者の住所、性別、生年月日、電話番号などの個人情報をはじめ、勤続情報として勤続先の会社名や業種、収入、住所、電話番号、勤続年数、社員数などを記載します。連帯保証人が必要な場合は、入居者と同じ項目に合わせて入居者(借主)との続柄を記載します。他にも同棲やルームシェアなど、複数人入居する人がいる場合は、入居する全員分の同じ情報が必要です。もちろんこれらの書類に記載する情報は、入居審査に通りやすくするために虚偽の内容を記載するといった行為をしてはいけません。関連記事:">賃貸の連帯保証人とは?条件や保証人との違いを解説入居審査に落ちる人の特徴こちらでは、入居審査に落ちる人の特徴についてそれぞれ解説していきます。収入などの支払い能力入居審査でチェックされることでも先述した通り、支払い能力が無いと判断されると入居審査に通らない可能性が高くなります。年収や勤続先情報から支払い能力を判断されますが、その他にも雇用形態が不安定であったり、勤続年数が短かったりといったことでも落ちてしまうことがあります。今は支払いができていてもいずれ滞ってしまう可能性があるため、そういった情報を考慮することもあります。身だしなみや態度など、人柄がよくない大家さんにとって家賃がしっかりと払われるかどうかも大切ですが、入居者がトラブルを起こさないことも重要です。入居者がトラブルを起こしてしまうような人なのかどうかは、なかなか判断することができません。そこで、入居審査までの申込者の態度や身だしなみなどといった小さい情報から推測することがあります。また、人柄が良くても生活時間帯が他の入居者と異なるような職業だと落ちてしまうこともあります。生活時間帯が異なるということは、普段気にならないはずの生活音が気になってしまう時間帯、つまりは深夜などに発せられたりします。こういったことも入居者同士のトラブルのもととなるため、入居審査に通り辛くなりますが、生活時間帯が似た人が住む地域や物件を選ぶことで通りやすくなるでしょう。家族関係にない複数人での同居カップルやルームシェアといった家族関係にない複数人での同居の場合、どちらかが出ていってしまうと支払い能力が追い付かず、家賃を滞納する可能性があることから、入居審査に通り辛くなることもあります。家賃に対して、一人でも支払い能力が十分にあると認められることができれば問題は無いと言えるでしょう。クレジットカードなどで過去に滞納したことがある滞納履歴は個人の信用度合を見やすい項目です。そのため、クレジットカードや携帯電話、スマートフォンの未払いなどが無いかを見られることもあります。未払いがあるかも知れないと不安な方は、信用情報機関に開示請求を行い、滞納履歴が残っていないかを確認してみることをおすすめします。入居審査に落ちないようにするためのコツ入居審査に落ちないようにするためには下記のようなコツがあります。 親族など、収入が安定した人を連帯保証人にする 契約前もしっかりとした態度、服装で印象よくする 家賃の目安は手取り月収の3分の1程度にしておく契約者ご本人が転職活動中や学生といった境遇の場合は、親や兄弟などの収入が安定した人を連帯保証人にすることで入居審査に落ち辛くなります。会社員やアルバイトの場合、支払い能力として年収や月収が見られますが、月収の3分の1程度の家賃設定であれば、入居審査に通りやすく、また住み始めてからの支払いも厳しくなり辛いでしょう。また、契約までに不動産会社に何度か訪れることがありますが、身だしなみは清潔感を意識して、しっかりとした言葉遣いや態度をとるようにしましょう。まとめ入居審査に必要な書類や落ちる理由、落ちないためのコツについてご紹介してまいりました。賃貸契約前に行われる入居審査では、入居者の支払い能力や人間性が見られます。入居審査に落ちる人の特徴は下記の通りです。 収入などの支払い能力 身だしなみや態度など、人柄がよくない 家族関係にない複数人での同居 クレジットカードなどで過去に滞納したことがある入居審査に落ちないようにするためのコツとしては、服装や態度に違和感が無いようにするのはもちろん、連帯保証人を収入が安定している人に頼んだり、家賃は3分の1程度を目安にしたりするなどです。入居審査の際にはぜひ参考にしてみてください。
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2022.07.28 2024.11.14
賃貸物件の種類を徹底解説!建物の構造や形態、入居タイプの特徴
賃貸物件には、マンションやアパートといった建物の構造・形態をはじめ、単身用やペット可などの入居タイプなど、様々な種類があります。これから引っ越しをお考えの方も、物件をお探し中の方も、賃貸物件の種類を理解しておくことで、自分に適した住まいを見つけることができるでしょう。本記事では、賃貸物件の構造・形態、入居タイプ、契約形態について、それぞれの種類や特徴をご紹介していきます。 目次 1. 賃貸物件とは? 2. 構造の種類とそれぞれの特徴 2-1. マンション 2-2. 分譲マンション 2-3. タワーマンション 2-4. アパート 2-5. 団地 2-6. 一戸建て 3. 形態の種類とそれぞれの特徴 3-1. デザイナーズマンション 3-2. メゾネット 3-3. ロフト 4. 入居タイプの種類とそれぞれの特徴 4-1. 単身用の賃貸物件 4-2. 2人入居可の賃貸物件 4-3. ファミリー用の賃貸物件 4-4. 女性限定の賃貸物件 4-5. ペット可の賃貸物件 5. 変わった契約形態も存在する? 5-1. 定期借家物件 5-2. マンスリーマンション 6. まとめ 賃貸物件とは?そもそも賃貸物件とはどういうものなのでしょう。賃貸物件とは、物件を所有している大家さんに賃料を支払うことで、部屋を貸してもらうことを目的とした物件のことを指します。賃貸物件を契約する際には、初期費用として敷金・礼金または保証金などを支払う必要があり、入居してからは、毎月指定された家賃を支払っていきます。賃貸物件には、マンションやアパートなどの構造、デザイナーズマンションなどの形態、単身や2人入居可などの入居タイプといった様々な種類があります。それぞれの特徴を知っておくことで、自分に合った賃貸物件が見つけやすくなるでしょう。構造の種類とそれぞれの特徴賃貸物件の主な構造は以下の通りですが、それぞれの特徴について見ていきましょう。 マンション 分譲マンション タワーマンション アパート 団地 一戸建てマンションマンションとは、3階建て以上、鉄筋コンクリート(RC)造や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造、住戸数の多い物件のことを言いますが、明確な定義はありません。鉄筋コンクリート等で作られていることから、マンションは断熱性能が高い傾向にあります。ここで言うマンションは、賃貸用マンションを指すため、1棟につきオーナーは1人で管理しています。店舗や住宅用に賃貸として出す不動産投資を目的としているため、設備などにこだわっている物件は少ないでしょう。分譲マンション分譲マンションを賃貸マンションとして貸し出しているものを分譲賃貸とも言います。賃貸マンションと違い、1部屋ごとにオーナーがいることがほとんどです。分譲マンションを購入した方のほとんどは、自分が住むために購入しています。一方、不動産投資として購入した方や、オーナーの転勤などといった理由から、賃貸として貸し出すこともあります。分譲マンションは、賃貸マンションに比べて設備や内装などが充実している傾向にあるため、賃貸物件として出ていても相場より少し高めに設定されています。タワーマンション一般的には、地上20階建て以上の高層マンションのことをタワーマンションと呼びますが、 マンションと同じくタワーマンションも明確な定義はありません。タワーマンションの設備は分譲マンションよりも充実しているところが多く、建物内にラウンジやジムなどの共用施設が入っていることもあります。駅前やその周辺に建てられることが多い傾向にあります。ただし、景観条例の関係上、京都にはタワーマンションがほぼないことも留意しておきましょう。アパートアパートとマンションの明確な定義や違いはありませんが、一般的に2階建て以下の木造や軽量鉄骨造の建物を指します。木材で造られている場合、通気性には優れていますが、鉄筋コンクリート造などに比べると強度が低い傾向にあります。築年数も比較的古い物件が多いため、マンションよりも家賃が安いのが特徴です。団地共同住宅の集合している建物群のことを団地と呼ぶことが多いですが、明確な定義があるわけではありません。公営住宅やUR賃貸住宅などが団地に該当します。敷地内には住戸以外にも、お店や病院、公園などが併設されていることもあります。一戸建て貸家や借家とも呼ばれる、一戸建て型の賃貸物件のことを指します。分譲マンションの賃貸物件のように所有者が設備などの管理・修理費の負担をするのが特徴です。一戸建て型の賃貸物件の数はあまり多くはありませんが、持ち家よりもコストを抑えることができるため人気です。形態の種類とそれぞれの特徴賃貸物件の形態の種類と、それぞれの特徴について見ていきましょう。デザイナーズマンションデザイナーズマンションとは、建築デザイナーが設計したマンションで、コンセプトが決められていたり、遊びを取り入れたり、こだわりが目立つといった特徴があります。家賃が相場よりも少し高い傾向にありますが、おしゃれな空間に住みたい方にはおすすめと言えるでしょう。メゾネットメゾネットとは、ひとつの部屋の中が2階以上で構成されている物件のことを指し、一戸建てに住んでいるような感覚が得られます。寝室とリビングの距離を離すことができるため、生活スタイルが異なる相手との同居・同棲でもあまり気にならないといった特徴があります。ロフト屋根裏のスペースを指すのがロフトです。梯子を使って昇り降りすることが多いですが、天井高に対してロフトの位置が高すぎると、頭をぶつけてしまうなどのデメリットもあります。ただし、ロフトがあると部屋が広く見えたり、収納が増えたりといったメリットもあります。入居タイプの種類とそれぞれの特徴賃貸物件の入居タイプの種類とそれぞれの特徴について見ていきましょう。単身用の賃貸物件単身用の賃貸物件は、1Kやワンルームといった間取りが多い、入居者の入れ替わりが激しいといった特徴があります。1人暮らしが前提のため、基本的に2人以上での入居は不可です。2人入居可の賃貸物件2人での入居が認められている賃貸物件のことを指します。ここでいう2人入居可とは、夫婦や家族、結婚前提のカップルなどが対象となります。友人同士など、親族以外の人同士が暮らす場合は、2人入居ではなくルームシェアとみなされますので、事前に相談しておく必要があります。ファミリー用の賃貸物件ファミリー用の賃貸物件に対して明確な定義はありませんが、一般的に子どもがいる世帯が暮らすことを想定した賃貸物件のことを指します。単身用や2人入居可物件に比べて広い、2DK以上の間取りが多いことが特徴です。また、棟単位でファミリー層が多く住んでいる傾向にあるため、子どもがいる家庭が発する騒音への理解があることはメリットと言えます。女性限定の賃貸物件女性限定の賃貸物件とは、その名の通り、女性だけが借りることができる物件を指します。セキュリティ対策が充実している物件が多いことが特徴です。男性の立ち入りについては大家さんの判断になるため、気になる方は事前に確認しておくようにしましょう。ペット可の賃貸物件ペットの飼育が認められている物件のことを指します。ただし、ペットの種類や大きさにも条件があるため、事前に確認することが大切です。また、飼える数も物件によって異なりますので、複数ペットを飼っている方は併せて確認しておきましょう。変わった契約形態も存在する?最後に賃貸物件の変わった契約形態を一部ご紹介していきます。定期借家物件定期借家物件とは、契約期間を自由に決めることができますが、契約の更新ができない物件のことを指します。分譲住宅が多い、家賃や初期費用が安いなどの特徴があります。長く住みたくても住めないといったデメリットはありますが、オーナーの同意が得られれば再契約可能な場合もあります。マンスリーマンションマンスリーマンションとは、1ヶ月単位で借りることができるマンションを指します。長期出張や研修、転勤などで活用される傾向があり、家具や家電などの生活に必要なものが揃っていることが特徴です。物件にもよりますが、賃料が相場よりも2倍近くの物件もあるため、長期滞在には適していません。利用シーンに合わせて、事前にどのくらい費用がかかるのかは調べておくことをおすすめします。まとめ賃貸物件の構造・形態、入居タイプ、契約形態について、それぞれの種類や特徴についてご紹介してまいりました。賃貸物件と言っても様々な種類があることをご理解いただけたかと思います。自分に合った条件を踏まえて、物件探しの際にご活用ください。
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2022.06.28 2024.11.14
賃貸の連帯保証人とは?条件や保証人との違いを解説
賃貸物件を借りる際には、ほとんどの場合で連帯保証人が必要ですが、どういうものかご存知でしょうか。本記事では、賃貸物件を借りる際に関わってくる連帯保証人とは何か、保証人との違いや条件、用意できないときの対処法についてご紹介していきます。 目次 1. 賃貸物件の連帯保証人とは? 2. 連帯保証人と保証人の違いについて 3. 連帯保証人の条件や審査内容 4. 連帯保証人として認められるのはどういう人? 5. 連帯保証人が見つからないときの対処法 5-1. 連帯保証人が不要な物件から選ぶ 5-2. UR賃貸住宅から選ぶ 5-3. 家賃保証会社を活用する 6. まとめ 賃貸物件の連帯保証人とは?「連帯保証人」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。賃貸物件を借りる際に必要になる連帯保証人とは、借主が家賃を支払えなくなった時や、設備を破損してしまったけれど弁償できない時などに、借主本人に代わって支払わなければならない人のことを指します。このように、連帯保証人は借主と同じ責任を負うことになるため、なかなか二つ返事で承諾はしてくれないでしょう。それほど連帯保証人の役目は重要であると言えますが、なぜ賃貸契約の際に連帯保証人が必要になってくるのでしょうか。それは自分が部屋を貸す立場になることをイメージしてみるとわかりやすいでしょう。貸す立場である大家さんや管理会社からすれば、家賃の滞納や修繕費の未払いなどのリスクは常に付きものです。そこで、連帯保証人を立てることで、支払いトラブルが発生した際に回収することができるため、連帯保証人は必須であると言えます。連帯保証人と保証人の違いについて保証人は、先ほどご紹介した連帯保証人と、保証人の2つに分けられます。連帯保証人と保証人の大きな違いは、負う責任の重さです。保証人は、借主が家賃の滞納や修繕費の未払いをして、どうしても支払いが困難となった場合に、代わりに支払います。借主が家賃を滞納して、大家や管理会社が滞納分の支払いを求めてくることがありますが、保証人はその要求を「滞納している人に請求をするように」などと、断ることができます。対して連帯保証人は先述した通り、借主と同じ責任を負います。借主が家賃を滞納すると、借主本人に代わって連帯保証人に支払い義務が発生するため、保証人のように断ることができません。このように、保証人よりも連帯保証人の方が、負う責任が重いと言えるでしょう。賃貸物件を借りる際に必要な保証人は、連帯保証人を指していることがほとんどです。連帯保証人を立てる際、またはお願いされた際には、責任の重さを十分に理解した上で決めるようにしましょう。連帯保証人の条件や審査内容ここからは、連帯保証人になるための条件や審査内容についてご紹介していきます。まず、連帯保証人になるための条件として、以下のような方が該当します。 安定した収入があるなど、一般的に支払い能力があると見られる人 親や子どもなどの2親等以内の親族(または叔父や叔母などの3親等まで)連帯保証人は、借主の代わりに支払い義務が発生することがあるため、継続的な支払い能力のある方が条件となります。また、借主との関係性は親や子どもなどの2親等、叔父や叔母などの3親等以内の親族に限定することが多いですが、場合によっては血縁関係のない友人や知人まで可能なケースもあります。支払い義務が生じたときにはスピーディーな対応が求められるため、国内在住であることを条件とすることも多いです。連帯保証人の書類には、以下のような項目を記載する必要があります。 年齢 勤務先 年収 職業 資産また、これらを証明する書類の提出も、ほとんどの場合で求められます。不動産会社によっては、審査完了後に住民票や印鑑証明といった書類の提出を求められることもあります。連帯保証人になるための条件や審査内容は、各不動産会社である程度統一されていますが、必要な書類や借主との関係性といった細かい条件は異なることがあります。事前に確認しておくようにしましょう。連帯保証人として認められるのはどういう人?先ほどは、借主と連帯保証人との関係性について簡単にご紹介してきましたが、より連帯保証人として認められやすい人について見ていきましょう。まず、連帯保証人として認められない人とはどのような人なのでしょうか。無職の人や年金で暮らしている親などは、認められないことがほとんどです。連帯保証人の場合は支払い義務が発生することがあるため、無職の場合はまず審査に通ることはないでしょう。同じような理由から、年金で暮らしている親なども支払い能力に不安があるため、連帯保証人として認められないケースが多い傾向にあります。年金以外にも所得があったり、資産があったりすると審査に通ることもありますが、各不動産会社の判断に委ねられます。友人・知人を連帯保証人として認めるかどうかも不動産会社によります。このような親族以外の人を連帯保証人にしたい場合は、事前に不動産会社に確認するようにしましょう。連帯保証人として認められるのは、2親等や3親等までの親族であることが多いです。1点注意が必要なのが、配偶者は連帯保証人として認められないケースが多いことです。一見、最も近い身内であるため通りやすいようにも見えますが、生計が一緒であるとみなされて認められないことがほとんどです。もちろん、同居人は連帯保証人としてそもそも認められることはありませんので、同居人以外の近しい人からお願いするようにしましょう。連帯保証人が見つからないときの対処法なかなか連帯保証人になってくれる人が見つけられない場合はどのようにすればよろしいのでしょうか。こちらでは、連帯保証人が見つからないときの対処法についてまとめていきます。連帯保証人が不要な物件から選ぶ連帯保証人が不要になる条件が設けられた物件も存在します。貸主が指定する保証会社を利用したり、家賃をクレジット払いにしたりすることで、保証人が不要になることがあります。どちらかのパターンになることがほとんどですが、クレジット払いにする場合は、そもそもクレジットカードの審査に通る必要があることについては理解しておきましょう。UR賃貸住宅から選ぶUR賃貸住宅から選ぶことで、連帯保証人を立てずに物件を借りることができます。UR賃貸住宅とは、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理している賃貸住宅です。連帯保証人を立てる必要が無い代わりに、UR都市機構が定める基準月収額の条件を満たしている方であることなど、独自の条件が設けられています。基準月収額は、主に家賃の4倍以上の収入があることとされています。このように独自の条件はありますが、連帯保証人を立てることが難しい場合などをはじめ、UR賃貸住宅は礼金や仲介手数料、更新料なども不要と言われていることから、費用を抑えたい方にも重宝されます。家賃保証会社を活用する家賃保証会社を活用することも、連帯保証人を立てられない場合の選択肢のひとつです。定められた料金を支払うことで、家賃保証会社が万が一のときに保証してくれます。一般的に、1年~2年ごとの更新が必要な場合がほとんどで、年間で必要な料金は家賃の0.5~1ヶ月分程度です。家賃保証会社を利用する場合は、審査が必要であったり、家賃の滞納が見受けられた場合は更新料が高くなったりすることがある点に注意しましょう。まとめ賃貸物件を借りる際に関わってくる連帯保証人とは何か、保証人との違いや条件、見つからないときの対処法についてご紹介しました。一般的に連帯保証人として認められるのは2親等~3親等の親族であり、場合によっては友人や知人なども認められます。連帯保証人を立てることができない場合には、下記のような対処法があるので参考にしてみてください。 連帯保証人が不要な物件から選ぶ UR賃貸住宅から選ぶ 家賃保証会社を活用する
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2022.04.19 2024.11.14
一人暮らしの大学生の生活費や交際費はどのくらい?内訳をご紹介
一人暮らしを始めようとお考えの方の中には、生活費が月々どのくらい必要なのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、大学生の一人暮らしにかかる生活費の内訳や、それぞれにかかる費用を抑えるコツについてご紹介していきます。 目次 1. 大学生の一人暮らしにかかる生活費はどのくらい必要? 2. 大学生の一人暮らしにかかる費用の内訳と抑えるコツ 2-1. 家賃の相場と抑えるコツ 2-2. 光熱費の相場と抑えるコツ 2-3. 食費の相場と抑えるコツ 2-4. 通信費の相場と抑えるコツ 2-5. 交際費の相場と抑えるコツ 2-6. 日用品や雑費の相場と抑えるコツ まとめ 大学生の一人暮らしにかかる生活費はどのくらい必要?これから一人暮らしを始めようとお考えの大学生の中には、どのくらい生活費が必要になってくるのか不安な方もいらっしゃるかと思います。大学に入ってからは勉強だけでなく、部活やサークル、友人との交流など、楽しみなイベントも多く待っていることでしょう。大学生活を有意義に過ごすためにも、生活に必要な費用はしっかりと押さえておくようにしましょう。まずは、下宿やアパートなどで一人暮らしをする学生の生活費を、下記表にまとめました。大学種別の平均を見ると、大学生の一人暮らしに必要な生活費は月々92,000円程度であることがわかります。これは国立や公立、私立別に見ても大きな変化はありません。 出典:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO) 令和2年度学生生活調査 国立 公立 私立 平均 食費 288,400円 265,600円 267,400円 273,400円 住居・光熱費 530,400円 493,000円 483,000円 497,700円 保健衛生費 40,200円 43,900円 43,100円 42,300円 娯楽・嗜好費 136,900円 137,400円 135,700円 136,200円 その他の日常費 146,900円 173,400円 162,400円 158,800円 合計 1,142,800円 1,113,300円 1,091,600円 1,108,400円 次に大学に通う上で必要になる費用をまとめます。大学種別によって費用が変わるため、平均はあまり参考にはなりませんが、国立や公立で年間580,000円(月換算48,000円)程度、私立で1,300,000円(月換算108,000円)程度となっております。 出典:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO) 令和2年度学生生活調査 国立 公立 私立 平均 授業料 487,700円 486,500円 1,073,500円 853,100円 その他の学校納付金 8,900円 17,500円 162,500円 105,400円 修学費 47,000円 46,500円 45,700円 46,100円 課外活動費 26,900円 13,100円 23,300円 23,500円 通学費 8,500円 12,100円 17,700円 14,500円 合計 579,000円 575,700円 1,322,700円 1,042,600円 こちらの調査結果は、下宿やアパート(マンション)暮らしの大学生を対象に調査されたものです。もちろん、あくまで平均ですので生活スタイルや住居によって内容は異なってきますが、だいたいの目安として参考にしてみてください。関連記事:一人暮らしの家賃の平均相場は?家賃の決め方も解説!大学生の一人暮らしにかかる費用の内訳と抑えるコツ大学生の一人暮らしに必要な費用はそれぞれいくらなのでしょうか?ここからは項目別にかかってくる費用や抑えるコツについてご紹介していきます。家賃の相場と抑えるコツワンルームの賃貸マンションの家賃相場は、東京都内や23区内では50,000~70,000円程度となっていますが、大阪府や京都府、名古屋市内や福岡市内では40,000円程度です。1Kの場合は5,000~10,000円程度高くなりますので、一般的には45,000~50,000円程度となっています。駅付近の物件は相場よりも高くなることもありますので、家賃を抑えたい場合はなるべく駅から離れた物件を選ぶのがコツです。その他にも、築年数が古い物件や、設備やセキュリティが必要なものだけ備えられた物件、同じ物件でも部屋の階層や位置などでも費用は変わってくることがあります。ライフスタイルとの相談にはなりますが、自分には不要だと感じるものを条件から省略することで、家賃を抑えることができるでしょう。関連記事:一人暮らしの家賃の平均相場は?家賃の決め方も解説!光熱費の相場と抑えるコツ大学生の一人暮らしにかかってくる光熱費の相場は15,000円程度と言われています。もちろん夏場や冬場など、シーズンによって電化製品の使用頻度も異なりますので、1年を通して15,000円という訳ではありません。1年を通して使用する頻度の高い家電はテレビではないでしょうか。普段何気なくつけているテレビですが、あまり気にせずにつけっぱなしにすることも多いものです。テレビをつけている間、テレビを見ている時間よりもスマホやパソコンなどを操作している時間の方が長いということも多々ありますので、見ない間は消すようにしましょう。また、夏場や冬場で多用するのが冷暖房機能を備えた家電です。テレビと同様につけっぱなしにしないようにすることはもちろんですが、日によっては適温の時もありますので、使用する頻度についても気を付けることで光熱費を抑えることができます。食費の相場と抑えるコツ食費の相場は20,000円程度です。大学生の場合、講義が終わってアルバイトに出かける方も多く、飲食店の場合は賄いで食費を抑えることもあります。また、自炊をしているとさらに食費を抑えることができるでしょう。そのため、大学生の一人暮らしで必要な食費は、ライフスタイルによって大きく異なります。食費を抑えるコツとしては、自炊をすることが大切です。食材を余らせることがないように、一度に数食分を作っておくことがおすすめの方法です。1食分ではなく、数食分をまとめて作ってしまうことで、光熱費を抑えることにもつながります。また、缶コーヒーやペットボトルのお茶などを毎日数本買うという人は、この機会に見直してみましょう。お茶やコーヒーを自宅で作って、マグボトルで持ち運ぶだけでも費用を抑えることができます。通信費の相場と抑えるコツ通信費の相場は5,000~10,000円程度と言われています。近年では必須ツールとしてスマートフォンが活用されていますが、キャリアやプラン内容によって必要な費用も変わります。プランの見直しや格安SIM会社に変更することで通信費を抑えることができます。また、インターネット回線も大学生にとっては必要不可欠と言えます。スマートフォン同様、使い方と相談して通信会社を見直すことも、費用を抑えるコツです。交際費の相場と抑えるコツ大学生の場合、交際費を多く確保したいものではないでしょうか。交際費は相場としては20,000円前後と言われており、生活スタイルによって大きく変わる項目です。交際費を抑えるコツは、急な誘いは見送るようにしたり、特に何もなければ自炊するようにしたりすることです。日用品や雑費の相場と抑えるコツここまでご紹介したもの以外にも、一人暮らしでは日用品や雑費といった出費が発生しますが、相場としては20,000円前後です。普段何気なく使用している雑費は、積み重なることで意外と無視できない費用になっています。どのような雑費が発生しているのかを洗い出して気を付けるようにしたり、シャンプーなどの日用品は安いときに買い溜めたりすることで抑えることができます。まとめ大学生の一人暮らしにかかる生活費の内訳や、それぞれにかかる費用を抑えるコツについてご紹介してきました。生活費用の内訳をまとめると以下のようになります。 家賃の相場:45,000~50,000円 光熱費の相場:15,000円 食費の相場:20,000円 通信費の相場:5,000~10,000円 交際費の相場:20,000円 日用品や雑費の相場:20,000円 合計:125,000~135,000円地域や生活スタイルによって変わってきますが、生活費を大まかにでも理解しておくことでどのくらいアルバイトしなければいけないかなど、事前に考えたり準備したりすることもできますので参考にしてみてください。
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